誰しも「幸せになりたい」と願うと思います。
その幸せに向かって努力することは大切ですが、あまり強く願いすぎると幸せが遠のいてしまいます。
不思議に思われますか?
今回は、その理由をお話しします。
今を生きる
人間が実際に生きているのは、今現在この瞬間この時間しかありません。
ですから、今この瞬間に注目してみましょう。
そして、人間の脳も今現在しか認識できません。
過去のことを思い出しても、脳は今現在起こっていることだと認識します。
未来のことを創造しても、脳は今現在起こっていることだと認識します。
ですから、過去のことをイメージする、未来のことをイメージすること、これは脳にとっては全て今現在起こっていることだと認識するんです。
では、ここで質問。
「幸せになりたい」と願った時の貴方の状態、つまり今現在は自分はどんな状態だと脳は認識するでしょうか?
今は不幸だ
ではないでしょうか?
「幸せになりたい」と強く念じれば念じるほど「今は不幸だ」という現実を脳はイメージしてしまいます。
なので、「幸せになりたい」と願い続けると、あなたはず〜っと不幸なままなんです。
じゃあ、どうすればいいんでしょう。
幸せだと感じる
ヘンゼルとグレーテルの物語、みなさん知ってますよね。
青い鳥
の話です。
彼らは、幸せを運ぶという青い鳥を探し求めて旅をしますが、見つけられずに家に帰ってきます。
すると、ずっと前から家に居た鳥が実は青い鳥だったという落ちになってます。
この物語には、今回お話ししている幸せになるっていう答えが書いてあるんです。
とはいっても、実感できないですよね。
わたしも最初にこの物語を読んだときには、とっても違和感がありました。
なぜなら以前のわたしは「なにかとっても素晴らしいことが起きないと幸せになれない」と思っていたからです。
今考えると、それは今現在身の回りにある幸せに気がつかないだけだったんですね。
だから、幸せを見つける練習が必要なんです。
幸せを見つける練習
必要なモノ
- ノート
- 鉛筆またはボールペンなどの筆記用具
これだけです。
ポジティブなことを記録
そのノートの左側には「嬉しい」「美しい」「感動した」ことを書いていきます。
または、「仕事で成功したこと」などの達成感があったことを書いていくのもいいですね。
「達成感=嬉しいこと」ですからね。
そうすることによって、「幸せポイント」が増えていきます。
まるで、商店街で買い物をしたときにポイントが増えていくように。
それを毎日寝る前に実行すると、ますます幸せになれるでしょう。
必ず毎日3つは思い出して書いてみてください。
ネガティブなことを吐き出す
ノートの右側には、悩み、辛かったこと、むしゃくしゃしたこと、腹が立ったことなど、嫌な思いをしたらそれを書き出します。
そういう感情は、自分からわき上がってくることなので、押さえつけても押さえられません。
わたしは、そういう感情をエネルギーの1種だと思っています。
エネルギー保存の法則ってご存じですよね。
だから、どこかで消費してやらない限り、あなたの中にず〜っと残ってしまうのです。
ですから、密かに「死んでしまえばいいのに!」とか「バカヤロー」とか「いい気になってんじゃねーよ!」とか思う存分、自分の中の感情を吐き出してください。
それを続けていると、負の感情はどこかに消えてしまうと思いますよ。
まとめ
何かを強く願っていて、でも叶わなくて諦めた瞬間に叶うってことないですか?
わたしのところは、結婚して3年くらい子供ができませんでした。
わたしより、妻の方が頑張って不妊治療などに通っていたのですが、それでも子供ができず。
妻の話によると、不妊治療の結果がでないので半分諦めていたそうです。
そして、「もう子供ができなくてもいいや」って思い始めた頃妊娠したとのことでした。
強く願うことによって、今は子供が居ない状態を脳はイメージし続けていたようです。
幸せを願わずに幸せを感じる方法を1度試してみてはどうでしょうか?
Written by メタル(@Metal_mac)
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