人間は、興味のあるもの、関心のあるものに意識を向けます。
そして、自分の好きなものにも意識を向けますが、嫌いなものにも意識を向けてしまいます。
つまり、嫌っているということは、関心があると脳は捉えるのです。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
また、嫌いになってしまうと嫌いだが前提になるので、その証拠(嫌な面)ばかりを探し始めます。
そして、その証拠が見つかると「ほらやっぱり、あいつは○○だ」と喜びます。
これが、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという状態。
人を恨んでいたり、嫌っていては幸せを感じることができません。
アドラーは、「人の悩みは人間関係が全てである」と同時に「人の幸せは人間関係が全てである」といいます。(対人関係論)
人との関係で悩むこともあるかもしれませんが、同時に幸せは人間関係でしか感じることができないのです。
例外を探す
職場の上司や同僚などが嫌いな相手だと、毎日苦しいですよね。
そんな、関係を何とか修復しなければならない場合はどうしたらいいでしょうか?
オススメは、一旦自分の感情を横に置いて嫌いな相手の例外を探してください。
例えば、「言い方が気に入らない」という場合、いつも気に入らない言い方をしていますか?
と自分に問いかけてみてください。
きっと、普通に気にならない言い方もしているはずです。
「態度が気に入らない」という場合、いつも気に入らない態度をとっているでしょうか?
こんな風に自分が普段感じている状況とあえて違う部分に目を向けると、案外気にならなくなるものです。
まとめ
そして、少しでも例外に気がついたら、自分から相手に対する態度を変えてください。
嫌っていることは、相手にも伝わってしまいます。
あなたは嫌われていると感じている相手に好意を持つでしょうか?
お互いの関係を良くしたければ、まずあなたから意識を変えていかないと、相手の態度も接し方も変わらず状況は好転しないでしょう。
わたしもサラリーマン時代にそりが合わない上司がいて、胃が痛い毎日が続いた時期がありました。
しかし、自分から態度を変えて、積極的にコミュニケーションを取るようになってから、上司の態度も変わってきて最後は胃の痛みがなくなりました。
自分が嫌うと、相手も自分の事を嫌いますよ。
大事なので、もう一度書きます。
あなたが相手を嫌っていることは、相手に伝わります
Written by メタル(@Metal_mac)
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