実践心理学といわれるNLP(神経言語プログラミング)では、タイムラインという手法をよく使います。
自分を変えずに視点を変える✨Changing view point コーチのメタルです。
実は人間は時空、つまり時間と空間(場所)に記憶を置いているのです。
この手法は、さまざまなことに使えます。
例えば、トラウマと言われる過去の辛い体験を置き換えるとか、未来の自分の姿をイメージしてみるとかです。
過去の辛い体験は、まだ幼い頃の記憶が多いと思いますが、それゆえに勘違いしていたり、思い込んでいることも多々あります。
ですから、イメージの中でもう一度過去に戻って、現在の自分がその出来事を客観視することによって新たな気づきや見方を変えることができるのです。
やはり、出来事は常にフラット、良いor悪い、楽しいor苦しいと意味づけするのは自分なのですよ。
未来の自分
本当になりたい自分をイメージして、この手法で未来の自分になりきり、現在の自分を含めた過去を振り返ります。
そうすると不思議なことに、現在の自分へさまざまなアドバイスができます。
そして、今はどう動いたら良いのか、何がリソースにあるのか、何を手放す方がよいのか等々が明確になるのです。
これを抽象度を上げるなどといいますが、より高い位置から現在の自分を見ることで、目標達成への道しるべにできる。
さらに、目標達成した時の感情を十分に味わうことによって、自分を無理矢理奮い立たせることなく、自然に行動を起こしたくなるものなのです。
まとめ
このタイムライン、カウンセラーやコーチと共に実際に歩きながらやってみると、過去の記憶も蘇りますし、未来へ進んでいくのを体感できますよ。
実際かなくても、Points of You®のカードなどでイメージを膨らませると、同様の効果が期待できるので、わたしはセッションやワークショップでよく使います。
明確に未来の自分をイメージして、今の自分を観る。
そうすることで、脳はイメージの世界へと歩み始めます。
やはり、時間は未来から過去へ流れているのかもしれません。
参考までに
Written by ✨Change view point コーチ メタル
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