他人は変わらないから自分を変える
パワハラ・モラハラ・いじめが無い、人々が横の関係で繋がる世界を創り、夢実現をサポートする【勇気づけの専門家】自己実現力育成コーチのメタルです。
こういう話をよく耳にすると思います。
とはいえ、どうしたらいいの?とかどこを変えれば良いのか解らないという人も多いでしょう。
自分を変えるヒントになれば幸いです。
娘からのプレゼント
先日(4/21)わたしの誕生日だったのですが、嬉しいことがありました。
夕方愛犬(柴犬11歳♂)の散歩を終えて自室に入ろうとすると、入口にクッキーが置いてあり「お誕生日おめでとう」というメッセージを添えてありました。
次女(21歳)が焼いた手作りのクッキーでした。
わたしの誕生日のプレゼント。
めちゃくちゃ嬉しかった。
実は、長女とはそこそこ関係が良かったのですが、次女とはあまり良い関係とは言えなかったのです。
小学校や中学校、高校と入学式や卒業式にも出席したことがありません。
妻に訊くと、下の娘からわたしには教えないように頼まれていたそうです。
理由を考えると、単身赴任で離れていたこともあり、あまり話す機会が無かったのもあります。
それと、わたし自身がどう接すれば解らなかったのかもしれません。
下の娘は、縫いぐるみに囲まれて生きているようなふんわかした癒やし系。
わたしが、そういう彼女の世界をなかなか理解してあげられなかったんですね。
ことあるごとにダメ出ししたり、否定していたように思います。
ある時期は口もきいてくれませんでしたね。
コミュニケーションを学ぶ
海上保安庁を辞め、退職してから心理学を学びいろんな気づきがありました。
心理学を学ぶことは、コミュニケーションを学ぶことなんです。
実際、NLP(神経言語プログラミング)を学ぶうちに、家族との関係が良くなる人が多くいます。
自分の価値観と他者の価値観の違いや、感じ方の違い。
自己開示することの大切さ、相手を承認することの重要性。
娘の変化
そんな学びをしていくうちに、自然と下の娘は話をしてくれるようになりました。
そして最近は、いろんな声をかけるようにしていたんです。
彼女は、服やオシャレが好きで若者向きのファッション関係のお店に勤めています。
なので、彼女が身につける服やアクセサリーって、わたしが目にしたことが無いようなものなんですね。
だから、わたしが見た素直な感想を伝えていました。
良い悪いではなく、相手の世界を否定せずにポジティブな感想を伝えたんです。
「可愛い服だね」とか「いい鞄だね」と言ってみたり、彼女がいつも見ているYouTubeの番組について質問したりなど。
娘の興味関心を持っていることに、わたしも関心を持ちました。
そして、それを相手に伝え、何気ない声かけをしていたのです。
今回のプレゼントはそんな背景もあって、とっても嬉しかったのですね。
誰かとの関係を良くしたい、争いを止めたいと思って相手を変えようとしても変わりません。
あなただって、人に無理矢理変えられたくないでしょう。
やっぱり人間関係を良くするには、自分が変わることなんだと、改めて思いました。
自分の眼線からだけで相手を見て、「正しい、間違い」などジャッジしていては、いつまで経っても解り合えません。
まとめ
生まれつき手足が無い状態で産まれてきたカイル・メイナードのおばあちゃんとの話が思い出されます。
おばあちゃんは、スーパーへ買い物に行くと奇異な目で見られることを恐れていた彼へ「人と仲良くなりたかったら、自分から挨拶し、声をかけること」を教えました。
どれだけ多くの人と仲良くなり、人間関係を良くするかが、幸福へ舵を切ることなのです。
今回は、娘からは手焼きのクッキー以上の価値あるプレゼントをもらいました。
Written by ウミザル式自己実現力育成コーチ メタル
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