技術より大切なものはなんだろう。
人々が自己肯定感を取り戻し、横の関係で繋がる心地よい世の中を本気で創る【勇気づけの専門家】うつ専門メンタルコーチのメタルです。
仕事のスキルはとっても大事です。
わたしだったらコーチングのスキルですね。
それがないとそもそも仕事として成り立ちません。
だけど、スキル以前に大事なものってあるようにおもいます。
丁寧さ
わたしが、新人の頃先輩に言われた言葉があります。
「お前に仕事を上手にバリバリやってもらおうとは思っていない。ただ丁寧にやって欲しい」
何事も、雑なわたしに教えてくれたんだと思います。
うまいか下手か、技術があるかないかは、能力の差もあるでしょうし、上達するのに時間がかかります。
だから、何事も最初から上手に出来るわけ無い。
最初は下手くそなのは当たり前。
だけど、丁寧にできるかどうかは、技術があるかどうかじゃなく姿勢の問題なんです。
仕事でも何でも、その課題にどんな姿勢で取り組むか?です。
在り方といっても良い。
技術は無くても、自分なりに一生懸命考えて丁寧に取り組むか、それとも面倒なことを避けて手っ取り早く済ませるか。
ここにその人の姿勢が現れ、作品・サービスの質にも現れると思うんです。
ジブリアニメ
スタジオジブリの宮崎駿さんが、テレビ番組のインタビューでこう応えていました。
アニメの原画を何度も何度も見返して、細かいところまで丁寧に作っていくのって、とっても大変で手間がかかります。
宮崎駿さん自身も、とっても面倒くさいと思うとのことでした。
「だけど、大事なものはたいがい面倒くさいんですよ」と。
だから、面倒くさいことも、手を抜かずにやっているのだとか。
面倒なことを手を抜かずにやっていく。
そんな姿勢が、受け取る人には伝わるんじゃないでしょうか。
そして、それがサービスを提供する側と、受け取る側の信頼関係を作っていくんだと思っています。
まとめ
いくら頑張っても、すぐにはうまくなりません。
繰り返し繰り返し練習したり、訓練したりすることで上達していきます。
だけど、その練習や訓練にどう向き合って、毎回繰り返すかによって、上達具合はまるで違ってくるのです。
丁寧さ、誠実さと言っても良い。
対人支援には、とっても大事なことだと思います。
幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia
Written by 【勇気づけの専門家】うつ専門メンタルコーチ メタル
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