失敗しないで成長できません。
あなたの心に🔥を付ける勇気づけの専門家 ウミザル式自己肯定力育成コーチのメタルです。
今でこそ、そこそこチャレンジできるようになりましたが、子どもの頃はとても臆病で恐がりでした。
強くなりたいと思いつつ、恐がりで動けない。
そんな内気な子どもでした。
今回は、そんなエピソードです。
強くなりたかった学生時代
中学校に入学して、柔道部へ入りました。
小学生の頃、ずっと虐められ同級生からいじられる対象でした。
だから、中学校へ入ったら強くなりたいと思っていました。
自信ありげに行動している人や、自分の言いたいことをハッキリ言う人を見ると羨ましく思ったりしたことないでしょうか?
そんな人間になりたかったんだと思います。
だから、自分に自信を付けるために柔道部へ入ったんだと思います。
今考えると、とっても考え方が幼いですけどね。
でも、女々しい自分が嫌で、少しでも強くなりたかったんですよね。
でも、柔道部といっても地方の公立中学校で専門のコーチがいるわけじゃなく。
柔道経験者の先生が顧問で、たまに練習を見に来るぐらい。
ほとんど2年生の先輩(3年生は受験準備でほとんど練習に来ませんでした)が1年生に教えられるというより、しごかれる(笑)部活動でした。
柔道部の部員は、わたしを入れて1年生が3人、2年生が3〜4人。
どうにか大会の団体戦(5人)に出場できるくらいの弱小部でしたね。
身体が大きかった(中1で身長約170センチ、それからほとんど背は伸びていません)こともあり、同級生3人の中では一番力があって、一番強かったです。
でも、守ってばかりで自分から技を掛けられませんでした。
技を掛ける瞬間に隙ができるので、当然投げられるリスクを背負います。
守っていれば、投げられないからです。
相手が技を掛けてきたところの返しを狙う。
そんな柔道でした。
投げられるから強くなる
一方、一番弱かったのは同級生のHくん。
彼は、柔道部へ入った頃いつも投げられていました。
だから、みんなから少々バカにされたり、いじられたり、それでも彼はニコニコしながら毎日投げられ続けました。
そんな彼が、2年生に入って得意技もできて段々と実力を発揮し始めました。
最初の地区大会の個人戦で、柔道部の部員のなかでは一番良い成績を収めたのです。
当然、先輩後輩を含めて一番強くなっていました。
一方、わたしはこれだ!という得意技もできずに中1のころから部活を辞めるまで、そんなに成長できたという実感もありませんでしたね。
これから学んだのは、一時的な負けや失敗は成長のための糧になるって事です。
投げられるリスクを背負って、チャレンジしなければ成長できません。
Hくんは、どんなに投げられても、どんなにバカにされたり、同級生にいじられても得意技を身につけるためにチャレンジし続けました。
だから、時間はかかりましたが一番強くなることができた。
一番柔道が上手くなったのです。
まとめ
負けたくない、バカにされたくないって思うのは当然だと思います。
わたしも失敗するのは怖い。
だけど、同時に自分のやりたいことにチャレンジしないと成長も無いんですよね。
失敗するのはチャレンジした証拠。
そこから学べば良いだけの話です。
命があれば丸儲け、怖いのは当たり前
「できるかどうか?」よりも「やりたいかどうか?」
そんなマインドセットで諦めずにチャレンジし、行動を続ければ、誰でも望む未来がやってきます。
大切なことを教えてくれた同級生のHくんに感謝。
柔道の基本は受身
受身とは投げ飛ばされる練習
人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習
人の前で負ける練習です。
- 相田みつを -
Written by ウミザル式自己肯定力育成コーチ メタル
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