より良い親子関係を考える

より良い親子関係ってなんでしょうか?

【勇気づけの専門家】元海上保安官うつ専門メンタルコーチのメタルです。

今回は、テレオペの仕事であった出来事から親子関係を考えてみました。

 

わたしは親だが

昼間のテレオペの仕事でのこと。

主な仕事は、カードの請求が銀行口座から引き落とせなかったと、支払い遅れの知らせのために電話をかける回収の仕事です。

固定電話にかけたときは、家族の方が出ることがあります。

そして、「何のご用件ですか?」とよく目的を訊かれます。

まあ、訊いて当然ですよね。

だけど、電話をかけた目的は個人情報保護の関係上、本人にしか話せないんですよ。

「申し訳ございません、カード名義人のご本人様にしかお話しできないことになっています」

と説明します。

大概の方は、納得していただけるのですが、ちょっとしたトラブルになることもあるんですよね。

よくあるのは、親御さんが出られた場合。

「わたしの息子(娘)なのですが、言えないんですか?」

と突っ込まれます。

まあ、ご心配なのは理解できるので、話したいのはやまやまなんですけど、法律を破るわけにもいかず…

中には突然怒り出す方もいてビックリします。

やがて、長々とわたしがお説教を喰らう羽目にもなります。

最近は、あらかじめ「お気を悪くされないでいただきたいのですが」などとクッション言葉を使うことで、あまりそういうトラブルには発展しませんけどね。
※クッション言葉:伝えたい本題に入る前に一言添えて気遣いを示す言葉。
例:「申し訳ございませんが」「お手数ですが」「心苦しいのですが」など。

 

言葉の裏側を探る

そんな親御さんの心理状態を考えてみました。

怒りは2次感情なので、その底には「悲しみ」や「苦しみ」「恐怖」などの感情が隠れているんです。

どんな感情が隠れているんだろうか?と推察すると面白いですよ。

またその話しは別の機会にするとして、いろいろな心理状態があるかもしれませんが、今回の場合、わたしが考えるに「親なのに邪険に扱われた」という悲しみがあるように思います。

子どもの役に立てない親という悲しみです。

そして、もっと深く掘ってみると、そこには「親は子どものことを全部知っていて当たり前」という価値観。

もっともっと掘ってみると「子どもは親の所有物」だという思い込みがあるように思います。

だから、子どもは親の言うことをきいて当然だし、子どもに自分の価値観を押しつけてしまって親子関係がこじれることも多いんじゃないでしょうか。

 

子どものためを思うなら

カード名義人の方も20歳を過ぎた立派な大人です。

こういう状態は、親が子離れしていない。

子どもを1個の人間として認めていないように思います。

つまり、上下の関係になってしまっている。

日本って「育ててやった」とか「誰に育てられたと思ってるんだ」なんて、恩着せがましくしてしまう風土があるのかもしれませんね。

もちろん、育ててもらった恩は忘れてはいけないと思いますが、それは子どもが自然とそう思うもので、親が押しつけるものではありません。

わたしは、どんな人でも、例えわたしの3歳の孫のような子どもでも、1個の人間として、考え方や行動を尊重されなければならないと思っています。

親が子どもに学習する機会を与えず、先回りしてあれこれやってしまっては、子どもはやがて親に依存するようになる可能性もあります。

そして、子どもは自分で何もできない人間になり、やがて親が死んだ後は自分で生きていく力も無い人間になる。

結局困るのは、子ども。

わたしの母親も、あれこれわたしの面倒を見てくれてとっても有りがたかったのですが、子どものわたしとしては、もっと自分でやりたいと思っていました。

そして、大人になっても、世間知らずな自分を責めていました。

小さい子どもが、何でも自分でしたがるのって「成長したい」という想いがあるからだと思います。

もちろん、見ている方は上手くできないのが解っているので、ついつい手を貸してしまいがちですよね。

だけど、自分で失敗を体験して学習する。

そんな成長の機会を奪っているんじゃないでしょうか。

わたしは、そのように親離れしていない、子離れしていない状態って、お互いにとって幸福にはほど遠い状態なのだと思うのですが…。

 

まとめ

親子関係って、一番近い人間関係なので、そこがうまく行っていないと、幸福を感じられません。

ケースバイケースで、デリケートな問題なので、安易に他人が入ることが出来ないと思います。

だけど、どんな関係であっても、横の関係で繋がった方が、人は幸せになれるとわたしは思います。

幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia

Written by うつ専門メンタルコーチメタル


 

 

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