これも自己肯定感と密接な関わりがあるんです。
仕事の成果=自分の価値だと考えているんですよね。
あなたの心に🔥を付ける勇気づけの専門家 ウミザル式自己肯定力育成コーチのメタルです。
わたしも自己肯定感が低くて35年間海上保安庁に務めているときには、そのように感じていました。
だから、企画や書類が出来上がっても、「もっと見直すところがあるんじゃないか?見落としは無いんだろうか?」となかなか上司へ提出できない。
仕事と自分の価値
仕事が自分の価値だと勘違いしていると、周りにも自分にも良い影響は与えません。
そして、とってもストレスが溜まる考え方の1つなんです。
石橋を叩いても渡らない
提出して、「ここがダメ」「あそこがダメ」とダメ出しされるのが怖かった。
誰でも失敗は怖いと思いますが、この状態は「石橋を叩いても渡らない」状態。
あまり、良い状態とは言えません。
今考えると、「仕事の成果=自分自身の価値」だと思い込んでいました。
よく考えればわかりますが、仕事はやり方や慣れの部分も多くて、経験を積まないと上手く行かないことも多いんです。
だから、最初から上手に書類をまとめたり、企画を作ったりできるわけない。
経験豊富な、上司と相談しながら作り上げていった方が、良いモノが出来上がります。
なので、自分独りで抱えずにアウトプットしていった方が良いんですよね。
自分だけで抱えていると、誤りに気がつきにくくて出来上がって提出したときにひっくり返されることも…
そうなると、ドンドン遅れてしまいます。
だから、早い段階で上司と相談しながら進めて行った方が、結局早くて良いモノが完成するんです。
仕事が生きがい
わたしは、趣味が生きがいでしたが、時々こういう同僚もいました。
仕事が忙しいのもあるでしょうが、休日も休まずに出勤して、いつも夜遅くまで残業している人。
上司から有給休暇を取れとしつこく言われても、休まない人など。。。
周りから見ていると、そんなに急いでやる仕事でも無く、その人が休んでも仕事は回っていきます。
こういう傾向がある人も、「仕事=自分の価値」と考えているのかもしれません。
つまり、自分の仕事に存在価値を見いだしている状態です。
言葉を変えると、仕事に依存している状態。
だから、仕事が無いと不安でたまらない。
どうしていいか解らない。
だから、仕事をする。
実際は、シッカリ休んでプライベートを充実させた方が、仕事のパフォーマンスが上がることは明らかなのですが、仕事をしていないと自分の居場所が無くなるような感じがして、恐怖心から休めないんです。
自分の事しか考えていない
上記、2つの状態は、厳しい言い方をすると「自分の事しか考えていない」状態なんです。
つまり、仕事よりも自分を優先させているんです。
仕事のことを考えているようで、実は心のベクトルはすべて自分に向いている。
自分の評価を気にしたり、自分の居場所を求めたりしているだけで、仕事の質をあげることには全く目が向いていないんです。
ある意味とっても自分勝手で我が儘。
心のベクトルが仕事に向いていれば、早めに上司と相談しながら仕事を進めるでしょうし、残業を減らしてシッカリと休んで仕事の質を上げようとするでしょう。
なのに、なかなか手放さなかったり、夜遅くまで残業しているのは「仕事=自分自身の価値」だと勘違いしているんです。
まとめ
もっとも、わたしもそうだったように本人はあまり気がついていないでしょうけどね。
だから、自分と向き合いそれに気がつくことが大切なんです。
そして、自己肯定力が付くと、「仕事と自分の価値とは全く関係ない」と実感できて、仕事と自分をしっかりと切り離して考えることができます。
仕事もプライベートもどちらも充実させることができますよ。
Written by ウミザル式自己肯定力育成コーチ メタル
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