最近、潜在意識がマイブームです。
アファメーションなどを使って、セルフイメージを高め、自分の目標を達成しようというもの。
これまでも、いろんな本やセミナーで「自分がすでに成功しているイメージを持つ」とか「成功しているかのように行動する」という教えを受けていました。
しかし、イマイチどうやってそんなイメージを持てば良いのか深く理解できなかったんですよね
だけど、この本を読んで、やっと腑に落ちました
セルフイメージを高める
人間はみな「自分は、こんな人間だ」というセルフイメージを持っています。
必ずしも、他人が見た評価とは一致しないのですが、それはそれとして自分が自分をどう見ているのか?というのは大事です。
そしてまた、「顕在意識」で抱いているイメージと「潜在意識」で抱いている自分とが必ずしも一致しないという場合も多々あります。
この場合、顕在意識でいくら良いイメージで自分を見ていると思っていても、潜在意識でそれを否定していては意味がありません。
なので、本当にセルフイメージを高めたかったら、潜在意識に訴えかける必要があるんです。
それがアファメーションと呼ばれる手法。
この本によると、希望やなりたい自分を言葉にするだけじゃなく、その言葉によって想起されるイメージや感情を味わってこそ効果が現れるとのことです。
引き寄せなどといいますが、それと同じと思って貰っていいでしょう。
明確に未来を想像し、それを口に出して言葉にすることで、自分に暗示をかけるっていえば解りやすいでしょうか?
上手くいかないパターン
私これをやってました。
どおりで上手くいかなかったw
頑張りすぎ
とにかく頑張らなきゃ!!!と思ってあれこれ動きすぎるとかえって逆効果。
疲弊してしまって、自分がよけいに辛くなるだけです。
頑張りすぎて「辛いな〜」って思ったら、立ち止まってリラックスできるようにする。
『潜在意識の力を使うときには、その力を否定するようなことを考えず、任せて、ゆだねてしまい、潜在意識がもたらす結果と、その時の開放的な気分を想像しよう。』P197
わたしも熱中するとがむしゃらにやってしまう方なので、これは心掛けないといけません。
一休さんも言っていたように「一休み、ひと休み」です。
愛の反対は憎しみではない
よく、「愛と憎しみ」などといって「愛する」の反対は「憎しみ」か?と思われがちですが、この本によると「愛」の反対語は「不安」だそうです。
『人間の全ての行動は、心の深いところにある2つの感情のどちらかによって動機づけられたものだーそれは不安と愛だ。事実、人の感情は2種類しかない。つまり、人は2つの言葉しか持たない。そしてその2つは、かけ離れた両極に位置している』P248
『人の行動や思考はすべて、愛と不安のどちらかから発している。それ以外に人の行動を動機づけるものはなく、この2つ以外のすべての概念は、愛か不安から派生したものなのだ。』P249
なにか大切なものを学んだような気がします。
そういえば、コーチングにも相手の望む未来と避けたい未来の両方をイメージしてもらうことがあります。
どうしても避けたい未来をイメージしてもらって、その対処法が解れば不安を取り去ることができます。
不安とは、自分ではコントロールできない、どうすることもできないと思っているから不安になるので、コントロールできるとイメージができれば不安は無くなります。
まとめ
わたしがよく言っている「覚悟を決める」というのは、潜在意識に全てを任せて自分のイメージした世界へ進む決心をすることです。
まず『自分の未来を決める』その未来から見て現在の自分に対してアドバイスを送る。
順序が逆のようですが、実は、潜在意識の中にはすでに答えがあって、自分がやるべきことは全て解っているのです。
それを引き出すのが、コーチのお仕事でもあります。
Written by メタル(@Metal_mac)
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