自己肯定感が失われた状態だと、どうして正解を探してしまうんでしょう。
人々が自己肯定感を取り戻し、横の関係で繋がる心地よい世の中を本気で創る【勇気づけの専門家】自己肯定感覚醒コーチのメタルです。
わたし自身、過去自己肯定感がメッチャ低くて自分が嫌いでした。
職場で撮った自分が映っている写真は、貰ってもみんな捨てていたほどです。
そんなわたしがいろいろ勉強して、試行錯誤していく間に徐々に自己肯定感が戻ってきました。
そんな今だから自己肯定感が失われていた時の状態が分かるんです。
正解を探す
さっき書いたように、自己肯定感がメチャクチャ低かったです。
こういうことお話しすると、海上保安官とか潜水士やっていたのに?ってよくビックリされるんですけどね。
「自分はダメな人間だ」と自己否定が強かったんですよ。
だから、「頑張らなきゃいけない!」と一生懸命仕事しました。
身体を壊してもね。
だけど、今思うと上司への事件書類や計画書などの提出が遅かったですね。
出来上がってからも、何度も見直したりして「これでいいだろうか?」「これで大丈夫かな?」っていつまでも正解を探していました。
こういう書類って、提出してから上司とのやり取りで修正しながら完成させていくものなのですが、一度でパーフェクトに仕上げようとしていましたね。
そうじゃないと、自分の価値が失われるように感じていました。
心のベクトル
でもね。
この状態って心のベクトルが全部自分へ向いているんですよね。
もちろん、書類を精査して完璧に仕上げようと頑張るのは大事です。
だけど、この状態って自分の事しか考えてないんですよね。
つまり、自分がどう評価されるか?しか頭にない。
大事なのは、自分が関わった仕事がどうやったらクオリティの良いものになっていくかなんです。
そのためには、上司から見てもらって、別の視点から早く修正するところは修正した方がクオリティがあがるんですよね。
でも、心のベクトルが全部自分へ向いていると、そこには目が行かずに自分の評価だけを気にしてしまう。
「正解を探している」状態です。
まとめ
学校教育では、多くの問題に正解がありますが、世の中に正解があるものの方が少ない。
正解は、結果であってやっている過程では解らないんですよね。
だから、正解は自分だけじゃなく、仲間と一緒に作っていく。
そんな意識が大事だと思います。
心のベクトルをちょっと、外へ向けて「仲間のために何ができるだろう」「目の前の人に何をしてあげられるだろう」そんな視点で物事を捉えると、自分のやっていることの本当の価値を感じられるんじゃないでしょうか。
わたし自身、そんな視点を持つことができるようになってから、行動できるようになり、結果として自己肯定感が蘇ってきたようです。
そして、そんな言葉を子どもや家族へプレゼントしてあげてください。
「よくできたね」とほめるのではない。「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。感謝される喜びを体験すれば自ら進んで貢献を繰り返すだろう。〜アルフレッド・アドラー〜
幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia
Written by 自己肯定感覚醒コーチ メタル
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