わたしが、55歳で国家公務員、海上保安官を辞めて人生を再起動するにあたって、大きくそれまでの考え方を変えました。
いったいどのように考え方を変えて、退職して何の経験も無いビジネスの世界へ飛び込んでいったのか?
そんな「再起動計画セミナー」でもご紹介した、思考の変化をお話しします。
第1回は、できるかできないかから、やるかやらないかです。
できるか、できないか
海上保安官時代は、こんな考え方でした。
仕事の評価=自分の評価
だと考えていました。
だから、失敗できない、やる以上成功させなきゃならない!と。
なので、一歩を踏み出すのが遅くて、締切ギリギリまで書類を提出できなかったり、他の人に援助を求めることも下手で、教えを請うこともできませんでした。
人を頼れない、人を信用していなかったのかもしれませんね。
だから、苦しくてうつにもなったのかも。
そして、5年の間悩んでいたのですが、この思考法では自分の人生を歩くことができないと悟りました。
やるかやらないか、やらないか
やりたいのか、やりたくないのかで、これからは判断しようと決めました。
つまり、自分の直感を信じることにしました。
結構怖かったです。
でもね。
人間の脳って、高性能なコンピューターだと思うんです。
Macよりもね。w
だから、最初っから答えを知っているんじゃないか、理由は分からないけど、きっとそっちが正解なんだってね。
今、心理学や潜在意識を学んで、確信できました。
間違ってなかった。
直感を信じるって、自分を信じることなんです。
自分の感じたままに、自分の人生をあるこうとすることは、自分を否定せず、自分を受け入れること。
直感を信じることができないということは、自分を信用していないことです。
それは、アドラー心理学の幸福の三条件のうち、自分が好きには当てはまりません。
つまり、その人は幸福じゃないってことになります。
もちろん、アドラー心理学の考え方ですから、他の考え方もいっぱいあるでしょうが、少なくとも私はそう考えました。
上手く行く行動パターン
この考え方だと、行動に迷いがなくなります。
成功、不成功を考えずに、自分のやりたいことをやるだけなのですからね。
もちろん、上手く行かないこともいっぱい有ります。
というより、9割方上手く行かないと考えていいでしょう。
でも、上手く行かないということは、改善の余地があるってことです。
上手く行かないことを改善改良して、またその道を進む。
そうする中で、自分なりに上手く行く方法や、考え方を学んでいくのです。
俗にいう、PCDAを廻すってやつですが、「できるかできないか」の思考方法だと、最初のP(プラン)の段階で立ち止まってしまいます。
なので、私の場合はDo(動く)、Check(チェック)、P(プラン)、A(アクション)なのかもしれません。
つまり、「まず直感に基づいてやってみる、反応をチェックする、反応に基づいて計画を立てる、実行する」という順番です。
そこで、上手く行ったものについては、もっとやる。
上手く行かなかったら、他の手法を試す。
この反応の部分は、自分の外側(世間)もそうですが、自分の内側(心)にしっくりくるかも重要です。
正解は怖い方にある
まず、自分の直感を信じることです。
たいてい、直感はやったことのない、怖い方向へ行こうとします。
だけど、わたしの経験上、怖い方向へ行くと物事が上手く回り始めます。
最近では、行動しようとして心の中に不安や、恐怖が湧いてきたら「チャンスが来た!」と考えるようにしています。
参考までに
Written by メタル(@Metal_mac)
☆再起動シリーズ
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