55歳で国家公務員、海上保安官を辞めて人生を再起動しました。
このシリーズでは、サラリーマン時代とどう思考が変わったか?をお伝えします。
第3回は、全ては必要必然の出来事だと受け入れる考え方です。
良い悪いとジャッジする
何か出来事があると、多くの場合、人は自分にとって良いことと悪いことに分類して「良いこと」は受け入れて喜び、「悪いこと」は拒絶しようとします。
これも、1つの価値観、考え方、視点だと思います。
でも、この考え方で生きていると、とても苦しくなってしまったり、疲れてしまうんじゃないでしょうか?
自分ではコントロールできない、外側の出来事に感情が振り回されるからです。
一喜一憂
物事を「良いこと」と「悪いこと」とレッテルを貼ってしまうと、悪いことは拒絶したい、受け入れたくないという考え方になってしまいます。
でも、世の中には様々な出来事が起こっているわけで、それを自分に都合の良いように「良いこと」ばかりにできるわけじゃありません。
そして、「悪いこと」と拒絶したって、それをコントロールできる訳じゃありません。
だったら、もともとジャッジしなければいいんじゃないか?というのがこの考え方。
目の前に起こる出来事は、自分にとって必要なものだと受け入れてみる。
今は解らなくても、今は辛くても、苦しくても、とにかく受け入れると覚悟を決めてみると心が楽になります。
そして、自分にとって必要なんだと思えば、その苦難を乗り越えようという意欲が湧きます。
スティーブ・ジョブズは、自分が創設したAppleを追い出されたとき、人生最悪の日だと思ったそうです。
しかし、後から見てみればアレがなければ、今の自分はないとも言っています。
最後になって見て初めて、点と点が結ばれるのが解ると。
だから、その時は解らなくても、目の前に起こる出来事は、「自分の成長や発展に必要不可欠なものなんだ」と受け入れることによって、一歩一歩前へ進むことができるようになります。
少なくとも、わたしはそう考えることができるようになってから、とても楽になりました。
まとめ
「外側の出来事」つまり、世間で起こる出来事に自分の尺度で「良い悪い」を決めつけると、結局それに感情を振り回されてしまいます。
ですから、自分の「内側を整える」ことによって、いつもフラットな心で望めるようになるんじゃないでしょうか?
Written by メタル(@Metal_mac)
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