わたし自身、35年間勤めた海上保安庁を辞めてから、NLP(神経言語プログラミング)、カウンセリングやコーチング、POINTS OF YOU®といろいろな心理学や手法について学び、本を読みあさりました。
これらの手法・技術はもちろん、他者のためでもありますが、一番変化したのは自分です。
特にPOINTS OF YOU®を学んでから、セルフコーチングができるようになったので、自分が抱えていた様々な「赦せない自分」「受け入れられない自分」がいたのに気が付きました。
気づき
そんな気づきがあると不思議なことが起こります。
それまで、自分に付けていた錘(おもり)が外れたように心が軽くなるのです。
心が軽くなると、す〜っと直感に従って動けるようになったのです。
そんなわたしが心に付けていた錘をいくつかご紹介します。
名前のこと
わたしの名字「安田」は、母方の名字。
わたしの中学校2年生の頃、訳あって父方の姓から母方の姓へ一家で名字を変えました。
つまり、父親が婿養子に入る形での変名でした。
この時、わたしの年齢は14歳。
後から母親に聞いたのですが、15歳になると裁判所からわたしへの意思確認が入るそうです。
母親から告げられたのは、当時、わたしが名前を変えることに乗り気じゃ無かったようすだったので、15歳になる前に変更したのだということ。
その時、確かに名前を変えるのに抵抗感があった記憶があります。
ですから、何だかだまし討ちに遭ったように感じて「安田」の姓を名乗る自分を受け入れられなかった。
だから、大人になってからも「安田伸也」の名前には違和感を覚えていたのです。
そんな受け入れられない自分に気が付いたのは、POINTS OF YOU®のカードをボーッと眺めた後で、友人と会話していたのです。
その中で出てきた何気ない友人の一言でポロッと気がついたのでした。
もちろん、友人はそんなわたしの名前に関することは何も知らず、また話題もそんな話題ではありませんでした。
でも、その時「ああ、受け入れていない14歳の自分がいる」ことに気が付きました。
父親との関係
これは、先日記事にしたので、それを参考にして欲しいのですが、大好きだった父親に時々叱られていた事が原因になっていました。
ヒプノセラピーで発見したこと
こちらも記事にしてあります。
これは、ヒプノセラピーを受けた時に出てきた赦せない自分。
そんな自分が2人もいました。
1人は、次女がA型インフルエンザに罹ったとき、平成20年頃だったでしょうか、初めてのA型インフルエンザが流行した年で一時期世間は大騒ぎ。
そんな時のエピソードです。
もう1人の自分は、癌の末期だった母親に「ホスピス」への転院を勧めた赦せない自分。
もっとあったかもですが、大きいのはこんなところでしょうか。
あ、そうそう小さいのでは、こういうのもありました。
こんな錘が解けるたびに、心が軽くなり、今までならウジウジして行動できなかったのに、迷わず行動に移している自分がいたのです。
在り方・どう関わるか
コーチ・カウンセラーって、自分がどう生きているか?が重要だと思っています。
自分がいい加減な生き方をしていて、人に信頼されるわけが無い。
自分が真剣に今ここを生きているからこそ、信頼されるんじゃないでしょうか。
わたしが尊敬するアナザーヒストリーの宮越大樹さんがいうように「コーチは質問マシンじゃない」のです。
質問したり、話を聴くだけがコーチやカウンセラーの役目では無い。
困っているとき、苦しんでいるときに親身になってくれる人がいる。
悩んでいるときに一緒に悩んでくれる。
親身になって話を聴いてくれる。
そんな人々に助けられて今がある。
だからこそ、今度は自分が助けたい。
コーチ・カウンセラーってそんな存在なんじゃないでしょうか。
猛暑の影響かな?少々、暑苦しくなりました。(苦笑)
まとめ
受け入れられない自分を受け入れ、心軽やかに行動できるようになる。
船に例えると、「錨を打って休息していた船が、心の錨をあげて出航する」そんなイメージでしょうか。
わたし自身そうやって行動することができるようになってから、徐々に結果が出るようになってきたし、目の前が扉がす〜っと開くように不思議なご縁ができました。
そう、自分を無理やる変えることなんかないんです。
視点を変えて、過去の自分を受け入れ、本来の自分を取り戻すこと。
それだけで、人は勝手に変わり、人生は変容して行きます。
Written by ✨️Change view point コーチ メタル
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