Points of You®×アドラー心理学〜幸せの方程式 完全版〜を6月29日(土)で開催しましたが、その第2弾 Points of You®×アドラー心理学 〜すべての悩みは対人関係〜を9月1日、名古屋港ポートビルで開催します。
あなたの心に🔥を付ける勇気づけの専門家 ウミザル式メンタルトレーナーのメタルです。
対人関係論
今回は、アドラー心理学 対人関係論をテーマにワークショップを組み立てました。
アドラーは、人間のすべての悩みは対人関係であると言い切ります。
例え、受験の悩みや、就職などの一見 人は介在しないような悩みでも、その悩みの底には人から認められたいとか家族に幸せを幸せにしたいなどの欲求があるといいます。
今回、このワークショップを開催するにあたり、対人関係論の中から3つのキーワードを取り上げました。
人生のタスク
アドラーは、人との繋がりを3つに分類しています。
- 愛のタスク
- 交友のタスク
- 仕事のタスク
愛のタスクは、家族やパートナーなど、もっとも近い人達との関係。
交友のタスクは、友人との関係。
仕事のタスクは、職場や仕事上の人間関係。
これらの人間関係は、それぞれ距離や深さが違っています。
当然、愛のタスクから仕事のタスクへと距離は遠く浅くなっていきます。
そして、もしこれらの関係が上手く行かない場合、近い関係であればあるほど悩みが深いのです。
課題の分離
わたしが、パニック障害やうつを患っていたとき、この課題の分離という考え方に出会いました。
そして、この理論が腑に落ちたとき、とっても心が楽になったのを覚えています。
それというのも、今思うと当時のわたしは、海上保安庁を背負って立っているような気がします。
つまり、これが正しいやり方とかこうしなければならないという想いが強すぎて、それを職場の仲間にも強要していたのです。
アドラーは、他者の課題に口出しすることを土足で踏み込む行為だとして禁じています。
それと同時に他者にも自分の課題に土足で踏み込む行為を許してはいけないとしています。
つまり、「最終的に責任を引き受けるのは誰か?」という観点からその課題が誰のモノかを見定めます。
そして、
「馬を水飲み場まで連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」
の諺のとおり、
自分の課題でなければアドバイスや自分のできる協力はしても、自分の考えややり方を強要してはいけないという考え方です。
優越性の追求
アドラーは、競争の中では人は幸せになれないと言っています。
出世争いや成績を争うことでは、例えトップを取ったとしても、またいつか抜かれる日が来るのではないか?と気が気ではありません。
勝つか負けるか、ゼロか100かの考え方、結果第一主義ではなく、その過程に注目することで人は勇気づけられ、次に進もうとする意欲が湧いていきます。
また、自分の理想と現実とがかけ離れていることで、落ち込むことはよくあると思います。
そういう劣等感自体は悪いことではないが、それによって背が低いから自分はもてない、家柄がよくないから結婚を言い出せないなど自分に対してできない言い訳にすることをアドラーは人生の嘘としています。
人間は、誰しもよりよい人生を歩みたいという想いで優越性の追求をします。
その場合、比べるべきは他者ではなく過去の自分と比べるのが健全な在り方だとしています。
大切なのは、何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかなのです。
あなたの優越性の追求に必要なものはなんでしょうか?
そんな問いを仕掛けます。
まとめ
アドラー心理学は、わたし自身がパニック障害やうつから抜けだし、海上保安庁を35年間勤めたのちに自分の人生を歩く勇気を与えてくれた心理学。
このPoints of You®×アドラー心理学シリーズは、そのアドラー心理学を理論をPoints of You®のカードを使って、実際に感じてもらいたいという想いで開催しています。
人間関係の悩みがある方は、その解決の糸口に。
今は悩みがない方も、現在の人間関係を俯瞰して見るよい機会になりますよ。
そして、参加者の方々にも、さまざまな気づきや勇気をもたらすことでしょう。
いずれにせよ、参加者の方々には人間関係について自分に問いかけることで、幸せを感じるお手伝いができると確信しています。
今回も、主催は今回も令和時代のPoints of You®ユニット幸せの味噌煮込みうどん、かわさきあやこトレーナーとノリノリで、ワークショップを作っていますよ。

お時間のある方は、ぜひご参加くださいね。
席も埋まっていているので、参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。
Written by あなたの心に🔥を付ける勇気づけの専門家 ウミザル式メンタルトレーナー メタル
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