嫌なことがあった日は、もう早く寝て忘れたいって思ってふて寝をしてしまうと、暗〜い気持ちのまま次の日の朝を迎えることになります。
これは、人の脳は寝る前には顕在意識(けんざいいしき)つまり、起きている時の意識がだんだん弱まって、潜在意識(せんざいいしき)が活発になるからです。
だから、寝ている間も、寝る前の感情や出来事をず〜っと持ったまま過ごしてしまう。
嫌なことを忘れたいって思っても、「忘れたい」と注目することで、その状況をイメージしてしまいますから、寝ている時は嫌な感情を持ったまま寝ているんです。
こういう日が続くと、自然と潜在意識の中に「辛い」「苦しい」「駄目だ」などのマイナス感情が刷り込まれ、起きている間もこの気持ちが自分の中で大きくなってしまいます。
そういう負のスパイラルに巻き込まれると、ドンドン毎日が辛くなってしまうので、それを断ち切りましょう。
スパイラルを断ち切る方法
そこで、オススメなのは、寝る前にその日あった「楽しいこと」「嬉しかったこと」「感謝したこと」「微笑ましかったこと」など、プラスの感情を3つ思い出してから寝ること。
できれば、ノートや紙に書き出したり、スマホのノートに書いてもいいですね。
「そんなにいいことなんて無いよ」って思うかもしれませんが、なんでもいいんです。
例えば、「今日街で見かけた赤ちゃんが可愛かった」「ショーウインドウに飾ってあった花が綺麗だった」「今日見た芸人のギャグで笑った」「イケメンを見かけた」「今日仕事中同僚の手伝いをして感謝された」etc。
そして、寝る前には3つ良かったことを書かなきゃと思うことで、潜在意識が楽しいことを探そうとします。
嬉しいことや楽しいことがあったら、スマホのメモ帳にメモをするのもいいでしょう。
そして、夜寝る前にその時の感情を思い出して十分に味わってください。
寝る前はプラスの感情を持って眠ると、朝起きた時にすっきりと起きられますよ。
幸せを探す練習
この寝る前にプラスの感情を3つ思い出す習慣は、もうひとつ良い効果があります。
それは、幸せを探す習慣が付くんです。
ふさぎがちな考え方をする人や、気が重いと思っている人は、何かある毎に否定的に捉えてしまうことが、習慣になっていることが多いのです。
思考の癖といってもいいかもしれません。
なので、その日1日にあった嬉しいことなどを意識的に探すことで、自分の中のプラスの感情に目を向けることができます。
もし、「1日何も良いことなんて無かった」という方は、リフレーミングを使って、いままで、「自分にとって好ましくない、不幸な出来事だ」と思っていた事象を良い事象に変えてみましょう。
寝る前に良いことを3つ自分の心の中に問いかけてみてください。
そうすれば、だんだんと幸せなことが見えてくるようになります。
まとめ
幸せを感じることができるようになれば、毎日が楽に楽しく生きることができます。
人間は、上を向いては悩めません。
眼線をあげて、幸せを探してみてください。
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