お金のブロックというのは何故できるんでしょう。
人々が自己肯定感を取り戻し、横の関係で繋がる心地よい世の中を本気で創る【勇気づけの専門家】自己肯定感覚醒コーチのメタルです。
起業は、当然ながらお客様に商品・サービスを買っていただかないとビジネスが成り立ちません。
ところが、この自分で作った商品の値付けで悩むし、そもそも代金が受け取れないという心の抵抗感が出てきます。
わたしもそうでしたが、特にサラリーマンをやっていて起業した人に多いんだと思います。
自分が作った商品を売ることができずに、ずっと無料で提供したり。
なぜお金のブロックがあるのか?
夢をかなえるゾウ2ガネーシャと貧乏神という有名な自己啓発本の中にその答えがありました。
お駄賃貧乏
「勤太郎さんは子どものころ、ご両親から『お使いに行ってくれたらお駄賃をあげる』とか『宿題をしたらお小遣いをあげる』とか言われたことはありませんでしたか?」〜中略〜「それが貧乏の始まりなんですよ」幸子さんは続けた。「そういう形でお金をもらってしまうと、『お金』=『嫌な作業をするともらえるもの』という考えを持つようになります。しかも作業をする前からもらえる金額が決まっているので『いかに楽して作業を終わらせるか』ということばかり考える人になるでしょう。こうして子どものころにもらった『お駄賃』が、アルバイトの『時給』になり、会社の『給料』になります。
水野敬也. 夢をかなえるゾウ2ガネーシャと貧乏神 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.967-975). Kindle 版.
つまり、「お金=苦痛」になってるんです。
だから、多くの人がお金を貰うのに躊躇しちゃうんでしょう。
だって、お金は人間の苦痛の塊だから。
そんなもの要らないですよね。
宝くじに当たって何億も貰った人が、数年後には元に戻っていたって話しを聞いたことないですか?
苦痛の塊を持っていたくないんですよね。
だから、当たって欲しいって宝くじを買うけど、いざ当たると心が抵抗するじゃないでしょうか?
宝くじは当たって欲しいけど、心の奥深いところでは当たって欲しくないって願っているのかも。
つまり、多くの人は「お金持ちになりたい」と願いながらも、「お金なんか要らない」って思っているじゃないかなって思います。
もちろん無意識でね。
これが“お金のブロック”の正体です。
感謝の印
でもね。
起業して解ったのは、お金って感謝の印だということ。
ありがとうという感謝の印。
サラリーマンで、給料を貰っているときはそう感じなかったけど、今はメチャクチャ解ります。
お金をいただけるありがたさがね。
だから、もっと頑張って周りの人に価値あるものを提供したいし、お役に立ちたい。
そう思えます。
そして、そんな感謝の印としてのお金をいただけたら、こんなに幸せなことはない。
いつも、わたしはお金を払うときに、お金に「ありがとう」って言葉をかけてます。
お金が感謝されるところへ戻ってくることを期待して(笑)
お金を感謝の代償として受け取れるお仕事って素晴らしいもの。
そんな風に考えることができれば、働くのが楽しくなりますよ。
まとめ
わたしは、海上保安庁時代に楽しい仕事って2割ぐらいしか無いって思ってました。
だけど、今思うと勿体なかったなって感じます。
どんな仕事でも、その中に仕事の意味を見つけることが出来たと思うんですよ。
つまらないと思ってやるか、その仕事の価値を感じながら楽しくやるかによって、やる気が全く違ってきます。
そして、自分の心の状態も。
どうせなら、楽しく仕事をやりたいですよね。
起業したら「お金=感謝の印」に変えていきましょう。
そうすれば、商品・サービスを提供する側も、受ける方もWIN-WINの関係でいられるのですから。
幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia
Written by 自己肯定感覚醒コーチ メタル
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