人には最初から才能なんか無くて、在るのは強みや適性なんじゃないか?そう思うことがあります。
【勇気づけの専門家】元海上保安官うつ専門メンタルコーチのメタルです。
よく「才能がある人はいいな」って羨む人がいるんですが、イチローにしても羽生結弦にしても産まれた時から、野球やスケートがうまいわけじゃ無い。
人一倍練習して、うまくなっているわけです。
ただ、野球やスケートの適性があるかどうかに気がつけるかどうかもあります。
この適正は大事ですよね。
しかし、それも楽しめないと続けられません。
才能とは上手くなるまで続けられること
わたしは、バランス系のスポーツが苦手なんです。
スキーやスケートはからっきしダメ。
まともに立っていられません。
だから、バランス系のスポーツに限って言えば適正ゼロと言っても良い。
もちろん、面白いと思えないんです。
面白いと思え無いものに熱中できないし、こんなわたしがいくらプロスケート選手になろうとしても、一生かかっても成れるかどうかです。
あなたは、面白いと思えないのになろうとする?
そんな人っているの?と思われるかもしれませんね。
でも、案外人間って、欲に目がくらむとやらかすように思います。
ただ、儲かるからとか、こっちの方が楽だからと選んでいるとしたら、成功にはほど遠いと思いますよ。
わたしもいっぱいやらかしてますから分かるんですけどね。汗
強みとは何か
また、強みとは、他の人は苦労してやっとできることが、その人にとっては当たり前に楽チンでできることだと思うんです。
「強みとは、苦も無くその分野に努力し続けられること」と言った人がいますが、ほんとそうだと思いますよ。
だから、自分の適正と強みに気がついて、プラスそこに生きがいを感じて努力を続けることで、「才能が花開く」んじゃないでしょうか。
そして、その努力を続ける力がレジリエンス(心の回復力)です。
努力を続けても必ずうまくいくわけではありません。
才能が花開くまでには、いっぱい失敗します。
いっぱい挫折します。
これは、もう100パーセントどんな人でもそう。
でも、失敗しても諦めずにいち早く立ち直り、努力を続けることができる。
そんな能力があれば、同じ努力をしていても花開くのが早いのは言うまでもないでしょう。
後悔は何の役にも立たない
昔のわたしは、落ち込むとクヨクヨいつまでも考えている方でした。
だから、一度の失敗がいつまでも尾を引いていて、また同じような失敗をしてしまう。
そんな人間だったんです。
こんなことがありました。
40歳過ぎてから、趣味でトランペットを始めたんです。
1年ほどヤマハ音楽教室で学んで、無謀にもとあるウインドアンサンブルに入れてもらいました。
だけど、やっぱりうまく吹けない。
間違えては凹みます。
そんな時先輩にこう言われました。
「一度出した音は引っ込めるわけに行かないんだから、いつまでも失敗を引きずるな」ってね。
まとめ
失敗しても、学びだとして自分の糧にすればいい。
ただそれだけのこと。
そんなレジリエンスが付いてから、楽に生きることができるようになったし、何事も継続できるようになりました。
すぐにはできなくても「今はできないだけ」と気持ちを切り替えて前を向ける。
そういう力が幸福に舵を切る為には必要だと思います。
幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia
Written by うつ専門メンタルコーチメタル
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