もうすぐ忘年会シーズン突入しますね。
あなたの心に🔥を付ける勇気づけの専門家 ウミザル式自己肯定力育成コーチのメタルです。
ストレス解消のつもりで、職場や上司の愚痴やを言ったり、週末に酒飲んで騒いだりしても、少しも解消なんてしてませんから。
ただ現実から逃げているだけなんですよ。
ストレスを抱える毎日
わたしがサラリーマン時代は、鬱憤晴らしするのが当たり前だと思っていました。
企業のサラリーマンの方とは異なるでしょうが、公務員といってもやっぱり月一の俸給(給料)をいただいて生活をしているのには変わりがありません。
「給料のために働く」という面もありました。
もちろん、やり甲斐を持ってはいたのですが、組織の人間関係に馴染めずストレスを抱えていました。
フリーランスになって、一番気が楽になったのは「会いたくない人に会わなくてよい」ということです。
組織の中に居ると、どうしてもウマが合わない人がいます。
そのウマの合わない人とも一緒に同じ仕事をしなければならない。
そうするとストレスを抱えます。
また、わたしの居た海上保安庁は、現場官庁なので事件事故が起こるといつ何時呼び出しがかかるか解りません。
役所は24時間、365日営業?してますから、休みの日も容赦なしに呼び出しがかかることがあります。
保安部や巡視船も事件事故に備えて、人員確保をしています。
暗黙の了解で10人乗りの船があったら休養日でも8人は30分〜1時間以内に出勤できるような態勢を取っているんですよ。
家族や子ども、友人との約束も数え切れないくらいダメになりました。
携帯電話が普及するまでは、相手にお詫びの連絡もできません。
独身の頃、口説いている最中の彼女とのデートをすっぽかしたこともあります。
その彼女とはそれっきりだったな〜
_l ̄l○
もちろん、人の命がかかっているので致し方ないのは十分理解しています。
でも、やっぱり自分の休みに旅行へ行こうと思っても、人員確保の関係で上司の許可を得てからじゃないと遠出を許されないことがある。
窮屈な想いは否めませんでした。
自分の心の底に「いつ呼び出しを受けるか解らない」という恐怖心が何処かにありましたね。
海上保安庁を辞めたときに「自由になった」という開放感は、忘れられません。
ストレス解消法
そういうストレスを溜め込むと、発散したくなるのが人情。
休みの日は、酒を飲んで騒いだり、職場の飲み会では愚痴を言ったりして鬱憤晴らしをしていました。
まあ、これが一般的なストレス解消法だと思っていることが多いでしょう。
だけどね。
そういう生活の果てが、パニック障害やうつ、急性胃炎、中心性網膜症(網膜にシワができる病気)だったんです。
だから、これってちっとも根本的な解決ではないんです。
ただただ課題と向き合うのが面倒で、現実から逃げているだけなんですよ。
そう、易きに流れているだけ。
課題を乗り越える
あいつが悪い、こいつが悪いといくら愚痴を言っても、問題は解決しないし発散しているように見えて、ストレスを溜め込むことになる。
ですから、愚痴を言いたくなる環境をどう変えるのか?
折り合いの悪い同僚と、どう解り合うのか?
などなど、自分と向き合い課題を乗り越えないといつまで経ってもストレスが心を圧迫し続けます。
わたしはある時から、他人は変えられないということを肝に銘じて、愚痴を言わないようにしました。
そして、自分の考え方、物の見方、人との対応の仕方を変えることで見える世界が変わっていきます。
そうすると、ストレスを感じることがあっても、前述のように視点を変えることでストレス自体が無くなります。
そして鬱憤晴らしをしなくても、心が平穏に保たれるようになりました。
今も辛いことはあるし、大変なこともあります。
そんな時、ストレスを感じます。
だけど、すぐに立ち直れるようになりました。
いつまでも、怒りや悲しみで自分が振り回されることがなくなるんですよね。
最近、高級官僚や芸能人、社会的地位のある人の不祥事・事件が続いていますが、あれも鬱憤晴らしが高じてあのようなことが起こるんじゃないでしょうか?
ストレスを感じない、そんな体質になると生きるのが楽しくなりますよ。
まとめ
何か不満なことがあったら、それはなぜ自分は不満に思ったんだろう?
と問いかけてみる。
どんな状況になったらいいんだろうか?
と問いかけてみる。
そして、課題がわかったら「それはどうやったら乗り越えられるんだろう?」と考え、行動を起こす。
言うは易く行うは難しなのは、十分解っています。
しかし、難しいのを乗り越えようとするとき、ストレスを感じない生き方ができるようになります。
とっても勇気が必要ですが、それを続けることで自己肯定力も付いていきますよ。
Written by ウミザル式自己肯定力育成コーチ メタル
メタルのおすすめ関連記事