「僕の前に道はない、僕の後ろに道は出来る」高村光太郎の詩、道程の一節です。
パワハラ・モラハラ・いじめが無い、人々が横の関係で繋がる世界を創り、夢実現をサポートする<>【勇気づけの専門家】自己実現力育成コーチのメタルです。
約4年前、「自分の好き・得意を活かして仕事ができたらどんなに幸せだろう」と35年間勤めた海上保安庁を辞めました。
正直、辞めたときは次に何をするか、何も考えていませんでしたね。
ただ1つ決めていたのは「人を幸せにする仕事をしたい」ということだけ。
とにかく「現状を変えたい」という想いが強かったのです。
迷路
しかし、「1年間何かやり続けたら、喰えるようになるだろう」と楽天的に考えていたら、あえなく撃沈(笑)。
2年目に入る頃には退職金も使い果たし、少額ですが借金も抱えていました。
取りあえずサラリーマンに戻ったのですが、50歳過ぎて嫁さんと娘を養えるほども稼げず。
上司と上手く行かなかったこともあり、そこも1年で辞めてしまいました。
その後どうして良いか解らなくなり、気がつけばマッサージ師の面接会場にいて、慌てて帰ってきたこともあります。
そんな状態で、自分でもどうして良いか解らない。
未来が見えない時期がありました。
迷路へ入ってしまったのです。
自分への質問
そこで、もう一度自分へ質問してみたんです。
「そもそもお前はどうして35年間もいた海上保安庁を辞めたんだ?」
「この状態で、明日死んでも悔いの無い人生だったと言えるのか?」
答えはもちろん「否」でした。
そこで覚悟が決まったんです。
「この先何年かかろうと、自分の好き得意を活かして人に幸せにする仕事をする」と。
覚悟が決まると、何をすれば良いかが自分の中で明確になります。
「何ができるだろうか?」とリソースを探すと「人前で話すことは得意で、好きだな」って気がつき、企業研修をやっている会社へ応募したり、企業研修をやりたいんですとことあるごとに周りに言ってみました。
その研修会社は結局落ちましたけど、その時のご縁で企業研修にも携わることができました。
まだ、それだけでは喰えないので、取りあえず生活費を稼ぐためにシフトで働けるアルバイトを始めました。
自分の好き・得意を活かして仕事をするための態勢づくりに注力することにしたんです。
基板づくりですね。
引き寄せる現実
その態勢が整ったのは、昨年後半。
どうにかこうにか態勢が整って、今は好きなことをして生きているという実感があります。
まだまだ好きなことができる時間は少ないですが、結構楽しいです。
そんな楽しい状態が続くと、どんどん自分にとって好ましいことが起き始めました。
コーチングを技術をもっと深めたいと思っていたら、今、マイナスレベルのコーチングを習っている師匠の川本義巳氏と出会いました。
そして川本氏の開発した「メンタル・リセット・プログラム」で、1年以上うつで苦しんでいた友人を回復させることもできたのです。
また、ビジネスについても勉強したいと思っていたら、理想的な起業家の方とも出会いました。
現在大変な想いをしている方には申し訳ないんですが、新型コロナウィルスの影響でわたしが前々から注目していたZoomが脚光を浴びて、自分の好き・得意を活かす場もできました。
何か、不思議な力が行く道を照らしてくれているよう。
あとは、その道を怖がらずに進むだけだと思っています。
とはいえ、経済的な不安だったり、能力的な不安は付きまといますけどね。
でも、あの混沌とした時期、迷路に入り込み右往左往している時期に比べたら幸せです。
あとは「なんとかなる」と楽観的に捉えて自分を信じてその道を進んでみようと思います。
「僕の前に道はない、僕の後ろに道は出来る」のですから。
もし、同じように迷路へ入っている方、迷路から抜け出たい方、迷路を回避して自分の道を歩きたい方は、お手伝いできます。
Written by ウミザル式自己実現力育成コーチ メタル
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