人は、自分が望まぬ状況に陥るとふてくされることがあります
【勇気づけの専門家】元海上保安官うつ専門メンタルコーチのメタルです。
わたしも若い頃、そんな時がありましたが、後から考えると必要な学びだったことが解ります。
そして、そんな時は神様に試されているのかも。
その状況で、ふてくされてしまうか、学びと捉えて置かれた状況で頑張るか。
人は試されるように思います。
今は学びが必要な時
わたしが現役時代、28歳の頃、潜水士を卒業し転勤で一般の巡視艇に配属されることになりました。
それまで、巡視船で潜水士として研修や訓練、現場へ出動しての海難救助を専門にしていたんですが…
配属先の巡視艇の仕事は、主に警備業務(海事法令の取締りなど)が主な業務。
今までの救難の知識技能は、ほとんど使えませんでした。
約30人乗っている巡視船と、5人乗りの巡視艇では、当然毎日の日課も違う。
先に巡視艇に乗船していた後輩の方が仕事が出来ました。
今までの7年間やってきたことが、ほとんど役に立たずに凹んだな〜。
自分の存在が否定されたように感じたんです。
当時行っていたスキューバダイビングショップで、インストラクターの資格をとって転職しようかと、本気で考えました。
そのように、人間居場所が無くなると虚無感に襲われて、自分の存在が否定されたように感じます。
今考えると、それはその場所で使えないだけであって、必要にされることは多々あるのでしょうけどね。
あとから振り返ると、巡視艇に乗船した経験は、後に巡視艇の船長になるときに役に立ったし、良い勉強になりました。
もちろん、その時は辛かったですけど。
まとめ
人間、生きていると経験したことが無い状況に置かれることがあります。
だけど、それも「今必要だから起きていること」だと割り切って、そこから学べることは何か?と考え始めると、心が楽になりますよ。
現状を否定するのではなく、受け入れる。
それがメンタルの安定に繋がります。
幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia
Written by うつ専門メンタルコーチメタル
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