先日、東京であったセミナー『相手の心に火をつけるコミュニケーション』へ参加してきました。
ここで、面白いことを教えて貰いました。
メルマガでも書いたのですが、もうちょっと詳しく書きます。
肩の痛み
NLP(神経言語プログラミング)がモデリングした、ミルトン・エリクソンというセラピストでカウンセラーがいます。
その人の所へ、「肩が痛い」という男がやってきた。
他の医者にかかってもいっこうに良くならなかったという。
ミルトン・エリクソンはその男に問いかけました。
「今,肩の痛さが最高に痛いのを10点満点にすると、今は何点ですか?」
「7点ぐらいです」
「じゃあ、8点にしてください」
つまり、今より1点あげて痛くしろとエリクソン。
その男は、ビックリしながらも言われるがままに肩を回したりして、ちょっと痛くします。
「8点になりました」
「じゃあ、7点に戻してください」
男は、ビックリしながらも、気が付きます。
『肩の痛さは自分で調節することができる』ということを。
心の状態
これと同じように、自分の心の状態もスケーリングする(点数化する)ことによって、コントロールできるようです。
マインドフルネス(瞑想)をしているときに、自分の心の状態を観察するといいとか。
一番自分の心の良い状態を10点として今が何点なのか、点数を付けます。
そして、心の変化を観察する。
深呼吸したり最近あった嬉しいことなどを思い出すなど、工夫すれば6点だったのを7点にすることができるでしょう。
つまり、自分の心はコントロールしようとすればできる。
わたしが思うに、こうすることによって自分を俯瞰して客観視することで、冷静に自分の状態を把握することにも繋がるんだと思います。
なにか、悩んでいたり、大変だったりするときに自分の心をスケーリングしてみて、少しでも良い状態を作るようにすると、いいかもしれません。
まとめ
人間は、スケーリングできるとコントロールしようという意識が働くそうです。
なので、毎日同じ時間に体重を計測するだけで、ダイエットもできるとか。
つまり、レコーディングダイエットですね。
わたしも、2〜3回10㎏を越えるダイエットをしたことがありますが、毎日同じ時刻に体重を量っていました。
今は治っているのですが、わたしは、2〜3週間前に腰が痛くて医者へ行きました。
今度、腰が痛くなったら、スケーリングして和らげることができるかも…
Written by メタル(@Metal_mac)
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