昨年、35年間勤めた海上保安庁を辞めるときに、思考パターンを変えました。
それまでは、何かを始めるか否かの基準をできるかできないかだったのですが、辞めると決めたときこれからは、やるかやらないかにしようと決意しました。
よくよく考えたらできるかできないかなんて、やってみないと解らないんですよね。
だから、いつまで経っても行動できない。
しかし、思考パターンをやるかやらないかに変えるとこんなことが起きます。
やるかやらないか
はっきりと行動するか、辞めるのかを決めるので、グズグズせずに次に取るべき行動が明確になります。
つまり、「やらない」と決めれば、じゃあ何をやろうか?と次の目標を探し始めます。
そして「やる!」と決めたのなら、じゃあどうすればできるだろうかと脳が検索を始めます。
まず、どうするかを決めることで、次のステップへ進めるのです。
でも、最近判断基準がこれだけじゃ不十分だと解りました。
実際にやってみて、達成できるのかできないのか?は他にも基準があったんです。
それは恐怖からの行動?愛からの行動?
「○○にならないように行動する」
行動の基準がネガティブから発していると、成果は出にくい。
それに苦しい。
わたしが、過去アフィリエイトで収入を得ようと頑張りましたが、食べていけるほど儲かりませんでした。
今思うと、それは行動の原動力が、「喰っていけるようにしなけりゃならない」とか「なんとか生活できるようにしないといけない」という恐怖からの行動だったから。
結局、「お金がなくなるのが怖い」という感情から動いていたんです。
だから、ひたすら脇目も振らず、休みもせずに頑張りましたが、結果はでませんでした。
ブログ記事のベクトルが「自分のため」でしかないので、読者の方に有益な情報を与えることができません。
もっと、「ブログを読む人の役に立ちたい」という気持ちを原動力にしなけれならないのです。
そして、収入などの結果は、後からついてくるモノなのです。
行動に優しさが伴わないと、結果も出ません。
ここで注意点ですが、この愛は自分へも向けてください。
人の役に立たなければ!と自分を追い込んでしまうと、それも恐怖からの行動となります。
自分を満たし、癒やし、許さないと自分を良い状態にできません。
ウミザル時代の訓練の8割方は、「どんな状況になっても自分は助かる」「どんな状況になっても生きて帰ってこれる」というものでした。
人を助けるのに、自分が不安定な状況では、救助することはできません。
人の役に立つためには、まず自分を最高のパフォーマンスを発揮できる状態にするのが先決なんです。
まとめ
行動の原動力・基準を人の役に立つか立たないか?
ここに置くことで、迷走せずに目的地へたどり着けるでしょう。
Written by メタル(@Metal_mac)
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