成功している人のノウハウを学んでもうまく行かない、行動が続かないというテーマで過去2回にわたって記事を書いてきました。
横の関係で繋がる世界を創る【勇気づけの専門家】自己肯定力育成コーチのメタルです。
今回で最終回。
前回は高次の自分に出会うことが大切だとお話ししました。
高次の自分と出会った後は、常に自分と対話を続けることが大切。
何故かというと、人間には欲望、つまり欲があるから。
エゴといってもいいでしょう。
これがあるからこそ、行動したり、成長したいという欲求が生まれるので、欲時代は悪い事じゃありません。
でも、これに目がくらむ、つまり「高次の自分」を見失うことが問題なんです。
よく言われるのは「金に目がくらむ」状態。
こうなると、幸せにはなれないのは想像が付くでしょう。
そうならないためには、自分に問い続ける必要があるんです。
本当にやりたいことなのか
1つ目の問いかけは、次のような質問。
いまやろうとしていることは、
本当にやりたいことなの?
ホントに好きなの?
それを一生やり続ける覚悟はあるのか?
です。
何故かというと、前述のとおり人間は欲に目がくらむから。
例えば、こちらの方が儲かるから、これをやるとカッコいいから、楽だからなどなど、それをやる理由が心の声ではなく欲から出てくるものだと長続きしません。
逆に心の声が放つミッションだとすれば、どんな障害があっても乗り越えることができます。
大変な状況になっても、切り抜けようと頑張ることができるのです。
だって、それが自分がこの世に生まれてきた理由だから。
自分のやっていることがホントにやりたいことだったら、例え結果が出なくてもやり続けることができるんです。
わたしの例でいうと、前々回お話しした「アフィリエイトで稼ぎたい」というのは、他だ単に儲けたいだけで、ホントにやりたいことじゃなかった。
ですから、とっても苦しかったんです。
だから、結果が出なくてすぐに辞めてしまったんですね。
貢献
もう一つ重要な問いかけがあります。
いまやろうとしていることは、
人に貢献できるのか
です。
欲に目がくらんでいる状態は、自分にしか目が向いていない状態。
ですから、ついつい自分本位になってしまいます。
それに、すぐに結果が出なくても、貢献感があって自分の本当にやりたいことなら続けられる。
続けるから結果がでる。
欲に目がくらんで道を逸れてしまうと、まったく違う方向へ行ってしまい、またその先で迷子になる。
時間ばかりが過ぎていって、気がついたら棺桶の中だったということにもなりかねません。
だから、何か行動を起こそうと思ったときは、何度も何度も本当にやりたいことなの?、他者貢献できるのかと自分に問い続けることが重要なんです。
それに人間、やっていることが「人に貢献している」と実感できるとき、人は幸福を感じるので辞める理由が無くなるのです。
今何ができる
そうやって、やっとの思いで行動を起こしても、うまく行かない場合も多々あります。
やっぱり難しいとか無理なんだなどとネガティブな想いが湧き上がり、このまま続けて大丈夫なんだろうか?と不安になることもあると思います。
また、行動を阻む障害、経済的な問題だったり、家庭や環境の問題だったりが立ちはだかることがあります。
でも、そんな時こう考えてはどうでしょう。
神さまに本当にやりたいことなのかと試されているんだと。
そんな時に自分に問いかけて欲しいのが、じゃあ、今何ができるの?です。
少しでも、何かできるはずです。
難しい、でも、だって、無理など、自分に言い訳しても目的は果たせません。
何かできることは無いか、という視点で観ることで必ずできることが見つかります。
見つかったら、それを淡々と実行する。
そうやって、繰り返し繰り返し行動を続けて行けば、いつか実がなる日はやってきます。
まとめ
結果が出なくてもやり続けるって、なんだ根性論か!?と思った方もいるかもしれませんが、むしろ逆。
“根性出して頑張らなきゃ!”という状態ではうまく行きません。
疲弊するだけです。
考えてみてください。
好きなことをやるのに、根性が必要でしょうか?
例えば、ゲームが大好きな人がゲームをやるのに根性を見せてやる!って頑張ったりしないでしょ。
それと同じです。
高次の自分と出会い、自分に問い続ける。
そして答えが解ったら、自分を信じてやる続ける。
そういう状態こそが幸せそのものじゃないですか。
よしんば、他人から認められるような結果が出なくても、好きなことができずに、やりたいことができずに、天に召されるまで自分を解放できずに一生を終えるより、よっぽど幸せだと思います。
他人に認められなくたって、自分で決めた道を選んだ自分を認められるんじゃないでしょうか。
成功しているかどうかなんて、自分の基準で決めればいいことなんですから。
それが、自分の人生を歩いているということです。
賢者は自分自身に、愚か者は他人に問いかける 〜中国のことわざ〜
Written by ウミザル式自己肯定力育成コーチ メタル
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