コミュニケーションを失敗するパターンはいろいろあると思いますが、その中の1つは価値観の押しつけじゃないでしょうか?
つまり、自分が良いと思った考えや「こうあるべきだ」という価値観を人に押しつける。
人の価値観や大切にしているものを否定して、自分考えなどを強要すると、必ずといっていいほどコミュニケーションが上手く行きません。
これは、逆の立場で物事を考えれば、簡単に解ると思います。
でも、押しつける側の人って、その人なりに苦しんでいるのかもしれませんよ。
承認欲求
誰かに「認めて欲しい、認められたい」というのが承認欲求です。
この気持ちが強いと、ついつい人に同意を求めてしまいます。
「そうだよね!」、とか「普通はこうだよ」とか「普通はこうだろう」etc
私には、その裏側に、「認めて欲しい」という強い気持ちと「認めて貰えない=愛して貰えない」という恐怖心が潜んでいるように見えます。
普通は人によって違うのです。
これをNLP(神経言語プログラミング)では「頭の中の地図」、アドラー心理学では「人は色眼鏡をかけて世の中を見ている」といいます。
人によって同じものを見ても、同じ体験をしても受け取るものは違う。
認識が違うんです。
自分のパターンに気が付いたら
自分がこのパターンにハマっている。
つまり、同意を求めることが多いなと感じたら、I(あい)メッセージで話すようにトライしてください。
「私は、○○だと思う」とか「私には○○だと思えるんだけど」とか。
もし、「○○だよね」と言いそうになったら慌てて「○○だ…と私は思うんだけど」と言い換えてみてはどうでしょう。
そうやって、言葉を変えていくと人間関係も改善すると思いますよ。
まとめ
この「人によって価値観が違う」ということを多くの人は知りません。
なので、コミュニケーションが上手く行かなかったり、争いが起こったりしてしまうんです。
もし、あなたの周りにこういう方がいたら、温かい目で見てあげてください。
価値観を押しつけてしまう人は、セルフイメージが低くて承認欲求に苦しんでいる人だと私は思うんです。
私もうつを発症したときは、そんな風に価値観を押しつけて、いつも怒ってばかり。
不満をまき散らしていました。
周りの人々が全員バカに見えました
そんな状態で、コミュニケーションも上手く行くわけがなく、何故だか解らないけどいつも、”淋しい”と感じていました。
まず発する言葉から変えることで、人生は変わっていくと思います。
Written by メタル(@Metal_mac)
メタルのおすすめ関連記事
コメントを残す