大型船では、運行の指示はブリッジ(船橋)で行われます。
そして、目的地へ向かって船を運航し、その指示を出すのは、船長や航海士です。
そして、実際に舵輪を握り、船を予定通りのコースへ持っていくのは、操舵手の役割。
自分を変えずに視点を変える✨Changing view point コーチのメタルです。
わたしは、海上保安庁時代、操舵手としてスタートを切りました。
小さなボートから、ヘリコプター2機搭載型長さ130メートル、総トン数約5000トンの船までの舵を握りました。
船は、車と違って常に潮や風の影響を受けるので、真っ直ぐ走りません。
ですから、時化の時や潮の速い海域では、実際に舵を握る操舵手の腕が問われます。
自慢ではないですが、操船は得意な方でした。
覚えているのは、小笠原父島へ前述のヘリコプター2機搭載型の巡視船で入港したことがあります。
入口は狭く流されると乗り上げかねない危険な場所。
その時は、横からの潮が速くて真っ直ぐに進めず苦労しましたが、船体を斜めにして何とか入港できました。
自分の舵輪を握るのは
では、自分人生の舵輪を握っているのは、自分のはず…ですが、時々それを忘れて自分以外に握らせているときはないでしょうか?
お金だったり、親だったり、上司だったり。。。
いくら自分が求める場所へ船を走らせようとしても、肝心の舵輪を握っているのが自分以外だと、自分の目的地へ到達できません。
わたしは、海が大時化で潮が速い状況でも、常に自分の人生の舵輪を握るのを放棄することなく、自分で握り続けたいと思います。
Written by ✨Change view point コーチ メタル
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