うつの人は多くの場合、自分を責めてしまいます
【勇気づけの専門家】元海上保安官うつ専門メンタルコーチのメタルです。
どうしてできないんだろうか?
どうしてあんなことをしてしまったんだろう。
自分はダメな人間だetc
わたしも、仕事柄うつうつとした状態の方と話すことが多いんですが、とっても真面目な方が多いんですよね。
だから、できない自分をついつい責めてしまう。
でも、こういう考え方をしても問題は解決しないんですよ。
じゃあ、どうするか?
自分を許す
過去にやってしまったことを責めている自分。
自分へダメ出しをしているのに気がついたら、自分を許してあげてください。
人間弱っているとやらかしちゃう事もあります。
でも、人はその時その時で、必死に生きているんです。
それも、一生懸命やった結果。
なので、大事なのは「これからどうするか?」。
自分を責めているとどんどん気持ちが落ち込んでいきますから、ますます「ダメな自分」を強化することになります。
だから、まあ、それもひっくるめて自分だよなと許してあげる。
そんな悩みの渦中にいるときは、その失敗した自分が全てのような気分になりますが、あなたはそれが全てじゃ無いはず。
素敵なところもいっぱいあるし、できることもいっぱいあるんです。
それが見えなくなっているだけなんですよね。
自分に厳しいと他人にも厳しくなる
自分に厳しいのが良いとされる風潮がありますが、自分に厳しいと他人にも厳しくなってしまいがちです。
「自分に厳しく他人に優しい」これなかなかハードルが高いんですよ。
だから、まず自分の中にあるマイルール。
「こうあるべき」「ねばならない」を一度緩めてみてください。
わたし自身、うつをやっている時は、自分のルールを他人に当てはめて、他人が自分のルールを破っているのを見て腹を立てることがありました。
「他人は、自分の思い通りには動かない」
それを前提として、世の中を観るともっと生きやすくなりますよ。
まとめ
真面目が悪いわけじゃないのですが、真面目すぎると何かとコミュニケーションがうまく行かなかったり、人間関係がギクシャクしてしまいます。
他人を赦し、自分を赦す。
そうすると、前を向く勇気が出てきます。
幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia
Written by うつ専門メンタルコーチメタル
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