今を生きるから、未来へ目を向けることができます
パワハラ・モラハラ・いじめが無い、人々が横の関係で繋がる世界を創り、夢実現をサポートする【勇気づけの専門家】自己実現力育成コーチのメタルです。
今回は「自己受容」にも関連する話。
わたしは、ワークショップなどでいつも「自己受容」について伝えています。
何故かというと、自己肯定感を上げるにしても、幸せに生きようとしても、この状態が作れないと始まらないんです。
アドラーも
- 自己受容
- 他者信頼
- 貢献感
幸福の三原則の中でも、一番大事な部分。
まず、自分を受け入れるところから始まります。
受け入れられない
人間「現状を受け入れられない」状態が一番辛い。
解りやすく「失恋」を例に取りますね。
例えば、交際していた彼・彼女に振られたとしましょう。
あるとき突然の別れ話。
あなたは、目の前に起こっている現実が受け入れられません。
「え?どうして?」「嘘だろ?」「何故?」「何が悪かったんだ?」…
自分の理想と現実の差。
人は、このギャップに苦しみます。
そして頭の中で「何故?」「どうして?」が続き、どうしていいか解らなくなります。
答えが見つからない状態が続く。
これが「絶望」という状態。
あなたも、恋愛じゃ無くても同じような経験をしたことないですか?
わたしは、起業してから経験しました。
ダメな自分を受け入れる
一番大変だったのは、35年間勤務した海上保安庁を退職して、半年間NLP(神経言語プログラミング)を学び、コーチ・カウンセラーとして起業。
これから頑張っていくぞ!と勢い込んで活動を始めたところ、うまくいかない。
あれ?っと思いつつ1年が過ぎましたが、全くダメ。
退職金も底をつき、生活費を工面するにもどうしていいかわからない。
もう、混乱の日々でした。
今思うと、その苦しみの底にあったのは「こんなはずじゃない」という思い。
「こんなはずじゃない」って、まったく現状を受け入れてないですよね。
あ〜今あの時のことを思い出しても、心が苦しくなる〜。(^_^;)
そして、人はこの状態が続くと、闘うか逃げるか、もしくは全く動きを止めてしまいます。
闘争・逃走反応(とうそう・とうそうはんのう)ともいいます。
何とかしようと闘う道を選ぶのか、安直に逃走つまり死を選ぶのか、もしくは寝たきりになって何もしなくなるのか?
この3つのうちどれかの反応をします。
あなたが、同じような状態に陥ったらどうしたいですか?
もちろん、一番好ましいのは「闘う道を選ぶ」ですよね。
でも、心がこの状態になるには、現状を受け入れないとなれないんです。
「こんなはずじゃない」なんて、いつまでも駄々をこねていないで失敗は失敗として受け入れる。
そう受け入れたとき、初めて次の手段を考える準備ができます。
今なにができるの
大事なのは、それから先。
その失敗から何を学び、どう行動するか?なんです。
とはいえ、プライド・世間体などが邪魔をして、現状を受け入れるのはなかなか大変です。
だから、それを受け入れるのも「勇気」が必要です。
「プライド・世間体」そんな持ってたって、1円にもなりません。
そんなつまらないものを手放す勇気。
勇気を持って手放したとき、初めて自分を受け入れることもできて、「今何ができる」と眼線をあげることができる。
今を受け入れ、今を生きるから明日(希望)がやってくるんです。
わたしもつまらないプライド・世間体を手放し、もう一度サラリーマンに戻るという選択をしてから、次を目指す準備ができました。
それも、1年ぐらいでダメになるんですが、その後の話はまたの機会に ^^
まとめ
まず、自分へのダメ出しを辞めて、自分を受け入れる。
セミナーでは、そんな自己肯定感をあげる方法をお伝えしています。
できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。
今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれる
〜アルフレッド・アドラー〜
Written by ウミザル式自己実現力育成コーチ メタル
メタルのおすすめ関連記事