マイルール(信念)を変えるにも勇気が必要です。
あなたの心に🔥を付ける勇気づけの専門家 ウミザル式自己肯定力育成トレーナーのメタルです。
自分自身で「するべき」ことが多いと自分を苦しめます。
わたしも、昔は「するべき」「ねばならない」という価値観で自分を責めたり、他者を責めたりしていました。
マイルール
この自分を縛る鎖のような思考に先ず気がつくことが大切。
多くの人が、無意識の間にこういうルールで自分を縛り付けています。
そうすると、苦しくなる。
例えば「母親とはこうあるべき」とか「子どもはこう躾けるべき」など…
お母さんの場合、特にまじめな人だと自分が苦しいばかりか、子どもやパートナーにまであまりよい影響を与えないように思います。
今思うと、わたしの母親が生前こういう価値観で生きていた人でした。
なので、子どもの頃はよく「こうしなさい」「ああしなさい」と言われることが多く、ダメ出しも多かったですね。
わたしも、生きる窮屈さを感じていたし、自己否定が強かった。
また母親自身も、親戚の中に敵を作ってしまい苦しんでいたようでした。
知らず知らずのうちにわたしも同じような生き方をしていたようです。
わたしの場合は、35年間勤めていた職場や妻や子ども達にこういう価値観を押しつけることがよくありました。
そうすると、他者を否定してしまって、周りの人も苦しいけど、自分も苦しい。
ですから、わたしもパニック障害やうつ、急性胃炎や中心性網膜症などストレスを起因とする疾患を繰り返していましたね。
こういうマイルールは、誰しも持っているものなのですが、アドラー心理学的に言うと「課題を分離」せずに「他者の課題に土足で踏み込む」と人間関係にあまりよい影響を与えません。
グレーゾーンを許す
こういうマイルールが多いと、人のグレーゾーン、つまり曖昧な部分が許せません。
当時は、白黒ハッキリさせることが、わたしのマイルールでした。
ですから、結論を先延ばしするのが許せなかった。
また、中途半端で放っておくのも許せなかったのです。
いろんなモノに結果を早く欲しがりました。
だから若い頃の恋愛や人間関係が上手く行かなかったのかもしれませんね。(^^ゞ
つまり、男女の関係にしても付き合うor付き合わないをハッキリさせたかったのです。
相手も息苦しさを感じたでしょうし、わたしも焦燥感でムズムズと気持ち悪い思いをしました。
だけど、これもマイルールなんです。
ゼロか100か?の結果第一主義だと、常に成功しないと自分自身の価値を感じることができずに責めてしまいます。
自分を責めるつまり、自分にダメ出しをするとそれだけ自己肯定感が下がり、チャレンジする勇気が無くなります。
ですから、「チャレンジしたこと自体を認める」と自己肯定感も上がり、もっとやってみようという勇気が湧いてきますよ。
まとめ
抵抗感があると思いますが、マイルールに気がついたら、まずはちょっとそれを緩めてみてください。
けして、いい加減を許すのではありません。
あくまでも、自分の中の拘(こだわ)り、マイルールに気がつき、ちょっと緩めてみるのです。
これも勇気。
そうすると、心が楽になり余裕ができて見える世界が変わってきますよ。
すると、自分も笑顔になり、他者も笑顔にできます。

この写真は、Points of You®の「あるべき」というカード。
今考えると、マイルールに縛られる自分は「なぜあんなことで自分や他者を責めていたんだろう」とある意味滑稽に見えます。
参考までに
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Written by あなたの心に🔥を付ける勇気づけの専門家ウミザル式自己肯定力育成トレーナー メタル
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