「継続は力なり」というのは、成功するための原理原則でしょう。
パワハラ・モラハラ・いじめが無い、人々が横の関係で繋がる世界を創り、夢実現をサポートする【勇気づけの専門家】自己実現力育成コーチのメタルです。
で、この継続するための秘訣は「いい加減」にやることなんです。
あなたの頭の中に「?」マークが並びましたか?
塚原卜伝の逸話
室町時代の剣豪「塚原卜伝(つかはらぼくでん)」のこんな逸話があります。
あるとき、弟子になりたいという人物が現れて、塚原卜伝と対戦して入門を許されました。
その弟子が「私は何年ぐらいで免許皆伝してもらえるでしょう? 一生懸命修行に励みます」と申し出ました。
卜伝は、「お前は腕が立つ、5年で免許皆伝になるだろう」と言いました。
弟子は5年もかかるのが不満だったのか「では、寝食を忘れて修行に打ち込みます 何年で免許皆伝になるでしょうか?」と訊ねます。
すると卜伝は「10年はかかるな」と言います。
免許皆伝までの期間が長くなってしまって、ビックリしたのと同時に不思議に思った弟子はこう言います。
「それでは死に物狂いで修行します」
卜伝の答え。
「一生かかっても免許皆伝とはならないだろう」
無理強いする
「継続するためには、自分に無理を強(し)いてはならない」というという教えです。
真面目な人は、とにかく頑張れば成果がでるだろうと、死に物狂いでやってしまいますが、これは継続するためには逆効果。
人間すぐには成長しないし、すぐには効果も出ません。
それをすぐに目に見える成果が欲しいばかりに、ついつい自分に無理をさせてしまいます。
例えば、ブログの毎日更新。
無理して毎日更新していると、だんだん苦しくなってきます。
やがて「ブログの更新=苦痛」となって、ブログの更新自体が楽しくなくなります。
そんな状態では、続きませんよね。
わたしも、海上保安庁を辞めてから、寝食を忘れてアフィリエイトブログの更新を続けたことがあります。
でも、結局は1年で更新を辞めてしまいました。
というのも、アフィリエイトブログからの収入が1円も無かったからです。
「波動」というと、スピリチュアルなイメージになってしまいますが、書いている人が楽しんでいるのか、苦痛を感じながらやっているのかは、いわゆる行間に現れてしまいます。
だから、売れなかったんでしょうね。
無理せずに楽しく、続けていくのが継続の秘訣です。
コーチング
コーチングでも大切にしているのが、スモールステップとかベイビーステップ。
つまり、ハードルを上げないことなんです。
できるだけハードルを小さくして、行動することへの抵抗を減らすんです。
アドラー心理学をベースにしたコーチングをしている「平本あきお」さんは、こう仰っています。
継続のコツは「ちゃんとやらない」「最後までやらない」「効果が出るまでやらない」「わざわざ時間をとってやらない」です。
「自分を甘やかすのか?」と思いました?
そうではありません。
先ほどの例でいうと「ブログの更新=快楽」と結びつけたいのです。
人間気持ちの良いこと、楽しいことならいくらでも継続できます。
わたしも、メルマガをほぼ毎日更新していますが、「今日は、読者の方へ何をお伝えしようか?」と楽しみながらネタを探して書いています。
けして、無理矢理続けているわけではありません。
ネタを思い付かない時、どうしても書く時間は無いときは「書かない」という選択もしています。
だから、継続できている。
何事も「好い加減」にやる。
これを意識すると「面倒くさいな〜」という意識が無くなり、行動も速くなるし継続もできるようになります。
まとめ
人間欲がありますから、どうしても目に見える形の結果が欲しくなります。
それが焦りを呼び、理想と現実とのギャップに苦しみます。
焦らず続けていれば、必ず成果は出るのです。
あの一休さんも言ってますよね。
「ひとやすみ、ひとやすみ」
Written by ウミザル式自己実現力育成コーチ メタル
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