「1日3分でうつをやめる。」の中にうつになりやすい考え方が書かれていました。
わたしも、うつをやっていた時はそういう考え方だったなと腑に落ちましたね。
3つほどうつになりやすい考え方が紹介されていましたが、そのひとつが原因追求型の思考パターンだったんです。
横の関係で繋がる世界を創る【勇気づけの専門家】自己肯定力育成コーチのメタルです。
結果から原因を探るのはとても大事だと思います。
特にわたしが勤めた海上保安庁で事件事故調査をするときは、事故原因の追求が必要です。
だけど、人生を生きているとさまざまな事が起こります。
そして、それらの結果は複雑にいろんな要素が絡んでいて、ハッキリこれだ!と見つかる方が珍しい。
よしんば見つかったとしても、過去のことなので今さら変えようとしても簡単にはできないことが多いんですよね。
だったら、どうすれば現実は変わるんでしょうか?
どうしたら…
わたしがうつのカウンセリングしている方と話していると「どうしてうつになったんだろう」といつも考えているとか。
また「あの時○○していれば…」と悔やんだりも。
こうやって、どうして、どうして、どうしてといくら考えても、現状は変わりません。
ですよね。
だったらどうやったらできるだろうとかどうすればうつが治るんだろうと考えて行動する方がいいと思いませんか?
そして、できるようになるまで諦めない。
そうすれば、時間がかかるかもしれませんが現実は必ず変わります。
また小さな事でも、できたことに注目する。
そうすれば、凹まずにすみます。
夢があるなら焦らないことです。
「どうしてできないんだろう」から「どうやったらできるんだろう」に思考パターンを変える。
似ているようですが、真逆の考え方なんです。
「どうしてできないんだろう」は時間軸が過去を向いているのに対し、「どうやったらできるんだろう」は時間軸は未来です。
過去に起きたことは変えられないけど、未来は創っていくことができます。
できるかどうか
とはいえ、できるかどうか?不安だという人もいるでしょう。
あ、それ考えても答えは出ません。
やったことないのに解るわけありませんから。
だから、少しでもやってみることが大事なんです。
コーチングでは仮説、検証が大事だと言われています。
仮説を立てて、とりあえずやってみる。
そして起こった結果を検証する。
結果から学んだことからまた仮説を立てる。
そして、行動してみて結果から学び検証する。
その繰り返しです。
それと最初からうまく行くわけないんですよね。
エジソンは電球に最適なフィラメントを試すこと数千回。
有名な言葉に失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を700通り見つけただけだ。
というのもあります。
やる前からできるわけないとか無理だと諦めてしまえばそれまでです。
まとめ
人の目も気になるでしょう。
うまく行かなければ笑われるかもしれません。
でも、それを気にしてやりたいことをやらずにいたら、自分の人生を歩くことはできません。
どうしたらできるんだろうと考え、仮説・検証を繰り返す。
そうすれば、必ず現実は変わっていきます。
Written by ウミザル式自己肯定力育成コーチ メタル
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