疲れたら休むとてもシンプルな習慣
【勇気づけの専門家】元海上保安官うつ専門メンタルコーチのメタルです。
生きるのが苦しいと言われる世の中で、少しでも快適に生きることができるようになるヒントになるシリーズ。
今日は、第3話です。
うつになる原因
うつやパニック障害など、メンタルが不安定な方は1人で苦しみがちです。
わたしもそうでしたが、1人で問題を抱え込んでしまう。
例えば、仕事が多くて自分だけではどうしようも無いのに、頑張ってこなそうとする。
まだ慣れていなくて、上手くできないのに頑張ってミスを無くそうとする。
そうやって頑張ってしまって、自分が思っている以上に疲弊しているのに気づかない。
そういう状態に陥りがちです。
そうすると、不満や鬱憤(うっぷん)、イライラが膨れあがり心の中にいっぱいになっていきます。
そして、ガスが溜まった風船のようにある時、パ〜ンと破裂する。
それが、不眠や頭痛や肩こり、食欲低下や過食などの身体症状になって表れます。
こうなると「うつ病」と診断されてもおかしくない状況なんですよね。
ガス抜き習慣
だから、適当にガス抜きをする必要があるんです。
好きな映画を観るでもいいでしょう。
旅行が好きなら、旅行へ行って気分転換を図る。
温泉が好きなら温泉に浸かる。
自分のために時間を使い、リラックスできる時間を作る。
そうやって、休ませてあげてくださいませ。
「でも、忙しくてそんな時間はないよ」
とうい方もいるでしょうが、ガス抜きをせずに今のままで「うつ病」などのメンタル疾患にかかってしまうと、元も子もありません。
それに「頑張っているから周りは手伝ってくれない」そんな状況を自ら創り出しているのかも知れませんよ。
大丈夫、職場や家庭でもその人がやらなければ誰かがやります。
自分を大切にするからこそ、エネルギーが湧いてくるのです。
相談する習慣
それとこれが一番大切なのですが「相談する」ことを忘れないでください。
けして自分独りで抱え込まないこと。
「話しても何も解決しないよ」と思うかも知れませんが、それでもOKです。
話すだけで、安心できるのです。
「弱音を吐くようで嫌だ」という方もいらっしゃるでしょうが、弱音を吐くのは悪いことでもなんでもありません。
もちろん、相手は選んでくださいね。
相談して否定されたりしたら、さらに落ち込みますからね。
できれば、利害関係が無い人がいいでしょう。
オススメは、お医者さん、カウンセラーやセラピスト、わたしのようなマイナスレベルの学びをしたコーチなどのプロの手を借りること。
まとめ
わたしの後輩の潜水士は、職場の悩みを誰にも話さずに自ら命を絶ちました。
悩みは、誰かに話さないと誰も気がついてくれません。
けして、自分独りで抱え込まないこと。
これとても大事なのです。
自分に休みを与え、人に話してスッキリする。
そんなガス抜き習慣を作ってくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia
Written by うつ専門メンタルコーチメタル
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