出来ることだけをする、当たり前のようですが、人間は出来ないことをしようとして、悩むことが多いようです。
人々が自己肯定感を取り戻し、横の関係で繋がる心地よい世の中を本気で創る【勇気づけの専門家】自己肯定感再生コーチのメタルです。
わたしが学んでいるコーチングの授業で、「うつの人は出来ることと出来ないことを一緒に考えている」ということを教わりました。
わたしも、うつの頃はこれで自分を苦しめていたようです。
積極的に諦める
自分の力で変えられないことを悩んでも、解決できません。
有名な自己啓発本7つの習慣の中にも出てきますが、自分の影響を与えられることに注力をし、それ以外のことは諦める。
そうすることで、悩むことが少なくなりますよ。
アドラー心理学の名著嫌われる勇気では肯定的諦め、わたしは積極的に諦めると言っています。
諦めるという言葉が気に入らなければ手放すでもいいでしょう。
つまり、他人を変えようとしたり、過去の事実を変えようとしても所詮無理な話。
いくら考えたところで時間の無駄でしかない。
そういうことは諦めるしかないんですよね。
どうしたらできる
自分が出来ることに注目して「どうしたら出来るだろうか?」「今できることは何だろうか?」と考え、行動に移す。
わたしは、そこへいつも意識を向けています。
他人を変えることはできないし、起こってしまった事実は変えることはできない。
しかし、自分を変えることはできるし、事実の捉え方は変えられる。
だから、自分の対応をどう変えたら状況が良くなるんだろうか?
どう考えたら心が軽くなるんだろうか?
そこに時間と労力を裂いています。
まとめ
課題の分離というアドラー心理学の中でも重要な考え方がありますが、正しくこれだと思います。
最終的な責任は誰が負うのかを考え、自分の責任を負うことに関して頑張る。
他者が責任を負うことに関しては、できる限りの協力はするが、最終的な判断は相手に委ねる。
それが、人間関係を良くし、自らもストレスを手放すオススメの考え方です。
仕方がない・諦めるという言葉は、消極的なようでいて、実はベストを尽くす人の座右の銘でなければならない。ベストを尽くして、結果がダメなら仕方がないと諦める〜茂木健一郎(脳科学者)
幸福へようそろう!でお願いします。
※ようそろう:武士言葉「よう御座候(ござそうろう)」が転じた海事用語・操舵号令。船首を向ける。または向けたの意味。
詳しくは、ようそろ – Wikipedia
Written by ウミザル式自己肯定感再生コーチ メタル
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