自己肯定感を取り戻すには、甘えたりお願いしたりすることが必要です。
人々が横の関係で繋がるモラハラ・セクハラ・虐めのない世の中を本気で創り、夢実現をサポートする【勇気づけの専門家】自己実現力育成コーチのメタルです。
日本では、甘やかすことがいけないことだと教えられます。
やりたい放題、放任主義の甘やかして育てろというわけではないので、勘違いなさらないように。
厳しく育てるより、伸び伸び育てた方が自己肯定感が育つのではないでしょうか。
人は甘え・お願いを受け入れられて、初めて愛されていると感じる生き物。
先日Kindleunlimited 読み放題で、わたしはだんだんわたしになる 自己肯定感が欲しい!という漫画でかかれた本を読んでいたところ、こんなことが書いてありました。
甘えを受け入れる
その本に書いてあったのは、主人公が自分と向き合い、段々と自己肯定感を取り戻す過程です。
その中に、自己肯定感を育むには、子どもの頃に甘えを受け入れてもらえたかどうか?なのだとか。
そのワンシーン。
子どもの頃のエピソードを思い出しながら、主人公が、子どもの頃の自分と対話する場面。
お母さんと一緒に砂利道を歩いていて、足首が痛くなり疲れて歩けなくなりました。
お母さんに「ママだっこ」と助けを求めますが、「歩きなさい!抱っこなんてできないからね!」と拒絶されます。
だからもう、抱っこって言えない…お母さん、とっても怖い顔してた。
ママ、怖い顔だった、怖い声だった。抱っこって言ったらママに嫌われちゃう、置いて行かれたら、私死んじゃう。
死にたくない…
と死への恐怖を募らせ、それ以来「抱っこ」と言えなくなるのです。
そんなエピソードを思いだし、主人公は人に甘えるときに恐怖を感じる理由に気がつきます。
お願いと甘え
わたしも、人に甘えることが苦手でした。
拒絶されるのが怖くて、素直にお願いできない。
迷惑をかけるんじゃないかと怖くて、全て自分でやろうとしてた。
でもね。
気がついたんです。
自分の希望は、言葉にして伝えなくては人には理解してもらえない。
強要するのではなく、自分の気持ちや希望を伝えることはとっても大事だと。
お願いして、それを受け入れるか受け入れないか決めるのは相手。
例え、受け入れてもらえなくても、自分の価値とは何の関係もないと。
甘えること=自分を大切にすること
なのです。
お願いされると嬉しい
あなたの仲の良い友人が、あなたにお願いをしてきました。
「今、××のことで、とっても困っているんだ。お願いなんだけど○○してくれないかな?」ってお願いされたら嫌な気持ちになりますか?
たぶん、できることであれば快く良いよって引き受けるでしょう。
そう、あなたは願いを引き受けることで、貢献した喜びを得ることが出来るのです。
ですから、あなたは、人にお願いすることで、相手の貢献感を満たすこともできるのです。
もちろん、根底にはお互いの揺るぎない信頼感が必要ですけどね。
そして、願いを受け入れてもらったら、思いっきり感謝する。
そうすると、より一層相手は嬉しくなり、今度はあなたのお願いをきいて貰えるでしょう。
そんな幸福の循環って、とても素晴らしいと思いませんか?
まとめ
長女の子ども、つまりわたしの孫(3歳・男子)が、自宅近くの保育園へ通っています。
毎朝、長女が自宅に車を停めて保育園へ送っていくのですが、ある時わたしがゴミ出しの時刻と重なり、送っていく途中で出会えました。
嬉しそうに抱っこされて登園していきましたよ。
とても幸せそう ^^
ああ、こうやって自己肯定感は育まれていくんだなって感じました。
わたしも誰かに「抱っこして」ってお願いしたくなりましたよ(笑)
Written by ウミザル式自己実現力育成コーチ メタル
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