よくカウンセリングとコーチングの違いについてお話しします。
カウンセリングって、なんとなくお悩み相談かなって想像が付くようですが、ちょっと違います。
カウンセリング
わたしの中では、心に刺さったトゲを抜くイメージです。
何か、気になること、悩みがあって落ち込んだり、苦しんだりしている方の話を聴いて癒やしてあげる。
必要なら、何か気づきを得るようなアドバイスをあげる。
アドラー心理学の勇気づけとか、課題の分離などもカウンセリングに役に立つ考え方です。
失恋に例えるとわかりやすいでしょう。
彼女に振られて、やけ酒を飲んでいる状態。
これが、カウンセリングレベル。
つまり、直面した現実を受け入れることができずに、苦しんでいる状態です。
人間は、すべて感情を吐ききらないと現実を受け入れることができません。
なので、この段階でスッキリと感情は出し切ることができて初めて、次に上がろうと思えるんです。
この段階で、気分を向上させようとコーチングしても、またすぐに元に戻ってしまします。
コーチング
コーチングは、この落ち込んでいる状態が一段落して、やけ酒も飲み疲れて現実を受け入れることができた状態がコーチングレベルへ移行する時です。
何とか、現実を受け入れることができて、次のステップ、つまり次の彼女を作りたいって思い出した頃がコーチングの出番です。
スモールステップ(ベイビーステップ)で、小さな目標設定をして、徐々に自信を付けていき次の彼女を探す意欲を湧かせることができる状態へ持って行きます。
まとめ
ザックリと説明しました。
コーチングをやっていても、カウンセリングが必要な場合もあるので、明確に分けるのは難しいのですが、イメージ的にはこんな感じです。
一流スポーツ選手やエグゼクティブなど、より上へ行きたい向上したい人達は、必ずといって良いほど専門の技術的なコーチの他にメンタル面をサポートするコーチを付けています。
やっぱり、自分の事は自分では解らないことが多いので、他者からの視点が必要になるんですね。
最近よく質問を受けるので、お話ししました。
Written by メタル(@Metal_mac)
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