幸福になりたい。
と多くの人は願っていると思います。
だけど、あなたにとって幸せってなんですか?
自分を変えずに視点を変える✨Changing view point コーチのメタルです。
どういった条件が満たされたときに幸せですか?
今回は、アドラーオタクのわたしの視点で、幸せの条件について考えてみます。
幸せの条件
ある人は、お金というかもしれません。
それでは、いくらあったら幸せですか?
例えば、1億円だとしましょう。
ということは、9千万円あっても不幸せだということになります。
ある人は、愛されることだというかもしれません。
では、何人から愛されたら幸せですか?
誰から愛されたら幸せなんでしょう?
ある人は健康だというかもしれません。
では、健康とはどういう状態をいうのでしょうか?
日本WHO協会では健康をこのように定義しているようです。
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが
満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)
全てが満たされた状態というのもハードルが高そうですね。
このように自分の外側に条件を求めると曖昧模糊(あいまいもこ)としてしまいます。
アドラー心理学では3つの条件で自分の内面に幸せを求めています。
幸福の3条件
- 自己受容
- 他者信頼
- 共同体感覚(貢献感)
自己受容
自分が好き(自己肯定)というよりも、自分を丸ごと受け入れている状態。
ことさら優秀ではなくてもいい。
人より優秀ではなくても、欠点があってもいい。
特別なことをしなくても愛される。
言い換えると、自分に価値を見いだせる状態です。
人はそのままで愛される。
良いも悪いもなく、とれもフラットな、自分は自分のありのままでいいと思える状態であれば、他人と比較して落ち込むこともないし、争わなくて済みます。
他者信頼
いつも敵の中にいるような感覚では、幸せとはいえないでしょう。
「周りの人間は自分を陥れようとしている」
などという感覚では、どれだけお金があったとしても幸福感はないと思います。
これは、どのように世の中を観ているか?という前提が大事になってきます。
世の中は危険だと観るか世の中は安心安全だと捉えているか?
このような前提条件ができるのは、その人が今までの体験や学習してきたことでしょう。
しかし、見え方を変えることができれば、すぐに世の中は違った世界になるのです。
共同体感覚
自分には居場所があり、人々はわたしの仲間である。
そいういう感覚で生きることができれば、人は幸せでしょう。
共同体とは、小さい単位では家族であり、学校、職場、地域など。
もっと大きく広げれば、地球全体、宇宙全体とも捉えられます。
人間は「人の間」と書きますが、人の間で生きるのが人間です。
人間は、人との繋がることなく生きることはできません。
自分の存在そのものが「人の役に立つ」という感覚が幸福感を生みます。
小さい子が、親からお使いを頼まれる「初めてのお使い」というテレビ番組をご存じでしょうか?
まだ小さい子が、親の役に立とうと一生懸命頑張ります。
勇気を振り絞って、お使いを達成しようとします。
もやは、DNAレベルで人は「人の役に立ちたい」のです。
ですから、人に頼って良いし、人に頼ることは相手が貢献感を持たせることにも繋がるのです。
幸福を発見する
「幸せになりたい」と多くの人はいいますが、このように考えるといつでも幸せでいられることができます。
そして、十分幸せであることに気が付くのです。
アレが足りない、これがないから不幸だ
ということはありません。
他者から劣っているから不幸だということもないのです。
「劣っているから」こそ、どうしたら人の役に立つことができるだろうか?と考え、それに向かって努力・行動することで、幸せに気が付くのではないでしょうか?
3月20日は世界幸福デー幸せについて考えてみましょう。
参考までに
幸せに関するイベントやります。
わたしも出席して、みんなで幸福について考える座談会形式のイベントですよ。
第1回大須会議 -『私の人生、幸せに生きるって、どうしたらいいのー?』 2019年3月17日(愛知県) – こくちーずプロ(告知’sプロ)
Written by ✨Change view point コーチ メタル
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