そう自分に問いかけることから始まります。
人はどういう考え方をしたら、幸せに生きることができるのか?
この課題について、徹底的に研究した心理学がアドラー心理学なのです。
自分を変えずに視点を変える✨Changing view point コーチのメタルです。
心理学というより、哲学に近いのかもしれません。
実際に、アドラー心理学を解説した「嫌われる勇気」の共同著者 岸見一郎先生も専門はギリシャ哲学です。
ダライ・ラマ14世
最近、ダライ・ラマ14世が語った「幸福論」がネットで話題になっています。
#ダライ・ラマ法王 は2月11日に #ダラムサラ の公邸で行われた講演にて、ドラッグ、アルコール、お金から幸せは得られない、また宗教への信仰心から得られるものでもない、究極の幸せや喜びは思考によってのみ得られるもので、頭脳を使い科学的に考えことが重要、神仏に祈る必要もないと説かれました。 pic.twitter.com/uevM8bo1nd
— ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 (@tibethousejapan) 2019年6月9日
ドラッグやアルコールやお金から幸せは得られません。究極の幸せや喜びは、思考によってのみ得られるのです。そして、宗教への信仰心から得られるものでもないのです。
信仰するのではなく、考えなければなりません。我々人間の頭脳を使い、科学的に考えなければなりません。神様や仏様に祈る必要はないのです。
その点において、釈尊は非常に賢明でした。「私は人々の苦しみを取り除くことはできません。私は人々の否定的な感情を洗い流すこともできません。私は私自身の心の平穏を人々に与えることもできません」。
釈尊は、ご自身の経験を元にした心の平穏を得る方法を、ただお示しになったのです。素晴らしいですね。
1人の人間としての釈尊であり、神様ではありません。
via: 的を射たダライ・ラマの『幸福論』に驚く声が続出 「そんなハッキリいうとは」「深い…」 – grape [グレイプ]
結局、幸福は「ドラッグ、アルコール、お金や宗教心」など自分の外側のものからは得られないということ。
自分としっかり向き合い、自分にとっての幸せを追求し、それに向かって行動しないと得られません。
金融庁の「老後の生活資金として2000万円必要」との発表ですったもんだしているようですが、これを国にどうにかしろと言ってもどうにもなりません。
金融庁は、今のところの見解を公表しただけです。
国や誰かの責任にするのではなく、大切なのは、自分の責任としてこれからどういう人生を歩みたいのか?それに向かってどう行動していくか?なのです。
結局、ダライ・ラマ14世が言うように、自分の頭を使って考えていかないと解決できないのです。
自分と向き合う
自分が本当はどうしたいのか?、自分の幸せはどこにあるのか?という目的地がハッキリしないまま漠然と「幸せになりたい」と思っていても幸せにはなれません。
そのためには、自分に向き合うことが必要です。
正確には、「幸せに気がつくことができない」と言った方がいいでしょう。
自分に向き合っていないと、自分が何を求めているのか、自分にとって何が幸せなのか?が明確ではないのです。
だから、自分の欲するものを我慢して、他人の価値観に合わせて行動してしまう。
自分を蔑(ないがし)ろにしていては、いつまで経っても幸せに気がつくことができないのは、容易に想像できますよね。
わたしがトレーナーを勤めるPoints of You®の大切にしているものの中に「インナーリサーチ(Inner Research)」(自己洞察)があります。
そうすることによって、自分の望みや真の価値観に気がつき「自分の操縦方法」が理解できるようになります。
言うなれば「自分の取扱説明書」でしょうか。
少なくとも、わたしの場合「自分の取扱説明書」に気がついてから、とっても楽に行動できるようになりました。
まとめ
わたしが思うに、万人にとっての幸せはありません。
人それぞれ、自分にとっての幸せがあるだけです。
そんなあなたにとっての幸せを探しましょう。
そんな幸せ探しのお手伝いができたら幸いです。
Written by ✨Change view point コーチ メタル
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