あらゆる行動には目的がある
横の関係で繋がる世界を創る【勇気づけの専門家】自己肯定力育成コーチのメタルです。
有名なアドラーの言葉。
フロイト達が提唱していた原因論に対して目的論を取っていたアドラー。
あらゆる行動って言い切っているところが凄いな〜。
怒る人
この目的論を考えるときに顕著にわかるのが怒っている状態の人。
怒りの感情は、二次感情なので必ずその下にはその目的が隠れているんです。
なので、怒っている人を見たときはその目的に注目すると面白いですよ。
この記事にも書いてますが、人が怒りという感情を使う時は、大きく分けて4つ。
- 権利擁護:誰かに自分の権利・立場を奪われそうになったとき
- 支配:相手を自分の思いどおりに動かしたいとき
- 主導権争い:交渉などで相手よりも優位に立ちたいとき
- 正義感の発揮:正しい(と自分が思っている)ことを教えてやりたいとき
だから、このうちのどれが目的なんだろう?と考え。
その目的に対処すると相手の怒りは治まります。
とはいえ、自分が怒られていたり、怒っている人を目の当たりにするとアワアワしてしまいますから慣れは必要ですけどね。
また、この方法は自分自身のアンガーマネージメントにも役立ちます。
「なぜこの怒りは湧いてきたんだろう?」
「この怒りの目的ってなんだろうか?」
と自分に問いかけると、怒りの元になっている想いがハッキリします。
その想いに気づくこと。
まずは、そんな自分を癒やしてあげると心が楽になりますよ。
自分を満たしてあげてください。
目的を持つ
生きていく上で、目的を持つってとっても大事。
目的もなく生きているとすぐに歳をとってしまいます。
「どんな人間になりたいのか?」
「それは何のためなのか?」
「どんな世界に棲みたいのか?」
わたしは、多くのセミナーやイベントを企画していますが、この目的が一番大切なんです。
この何のためにやるのか?が明確じゃないと、何となくやって、何となく終わってしまいます。
そして、内容がブレブレになってしまう。
あまり堅く考える必要はありませんが、自分の行動に目的を持つことを意識すると充実した人生になると思いますよ。
まとめ
今回は、怒る人でアドラーの目的論を考えてみました。
この考え方は、問題解決にも使えます。
例えば、何か企画やプロジェクトなどがうまく行かなかった時の反省会などで
「何が悪かったのか」
という原因論で考えるのではなく。
「自分たちはどういう姿が一番いいんだろう?」
と未来へ向かって意見を交わすと、犯人捜しから想いを語り合うことができます。
あらゆる行動には目的がある
とても意味深い言葉ですね。
Written by ウミザル式自己肯定力育成コーチ メタル
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