目的論で考えるとモチベーションが上がります。
自分を変えずに視点を変える✨Changing view point コーチのメタルです。
職場や仲間内のトラブル、恋愛など人間関係があるところ何かとトラブルはあります。
それを改善しようと、どこが悪かったのか?、どこを治せば良いのか?で考えます。
原因を究明して、それを取り除こうという考え方ですね。
でも、これで上手く行くことはあまりないでしょう。
それどころか、人間関係が悪化するケースも多々あります。
この考え方を原因論といいます。
わたしも35年間勤めた海上保安庁にいたときは、さんざんこの考え方で事故原因の究明をしてきました。
確かに事故原因を探るにはいいかもしれません。
しかし、それで人間関係は良くなりません。
人間関係の場合、トラブルって様々な出来事が複雑に絡み合っている場合があって、いくら考えたって迷宮に迷い込むだけなんです。
それに人間は、感情がありますからね。
機械なら壊れた部品を取り替えれば治りますけど、人間関係の場合はそうならない。
いつの間にか、誰が悪い、とかあいつの責任だなどと、犯人捜しになってしまったりして楽しくない。
それに、原因があるのは過去です。
人間変えられない過去を考えていると、だんだん気分が落ち込んできますね。
憂鬱になるだけ。
アドラー心理学では、原因論の反対の目的論で問題解決を図ります。
今回はトラブルが発生したけど、本当はどんな状況になったら良かったんだろう、それに向かって何をすれば良いんだろう、そして今できることは何だろう。
そうやって、未来に向かって何ができるかを考えていくと、心もワクワクしてくるし、テンションも上がります。
絶対こっちの方が楽しいんですよ。
まとめ
わたしも、トラブルや課題に直面したときは、どうしたらできるようになるだろう、どうなったらいいんだろうか?、そのためにできることは何だろう?という思考方法になってからは、いろんなことにチャレンジできるようになってきたし、少しずつでも前進している実感があります。
みなさんも、会社やプライベートでも、目的論で考えてみてはどうでしょうか?
そんな望む未来を一緒に発見するお手伝いが、わたしのミッションです。
Written by ✨Change view point コーチ メタル
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