アドラー心理学では、10歳までに人生のマニュアルを作る上げると言われている。
このマニュアル作りは、研究者によって年齢は違うモノの概ね成人前の幼少期にできあがる。
生きていくために必要なマニュアル。
そのマニュアルに従って、人生を歩く。
このマニュアルの中身は人によって違う「価値観」と呼ばれるモノでできあがっている。
親に叱られた時の対処法、褒められた時はどうやって喜べば良いか、どんな風に愛想を振りまけば良いのか、何をすれば親が喜ぶのかetc.
そして、成長する過程で、自ら体験することで学習し、マニュアルを改訂しつつ、再び人生を歩きだす。
チャレンジすることで、たくさん体験し、たくさん学び、たくさん成長する。
でも、人間は体験からしか学ばないから、チャレンジしないとマニュアルもバージョンアップしない。
だから、このマニュアルは改訂しないと、子供の時のまま。
「ダメなやつだ」とか「何故こんなことができないんだ」などど、勇気を挫かれるとチャレンジする勇気が無くなる。
子供には、失敗をする権利を与えチャレンジしないと、多くの経験ができないし、学びもない。
そこに成長も無い。
すると、大人になっても責任を取れない、取ろうとしない大人ができあがるのかも。
子供には、とことんチャレンジさせて、失敗させることが彼らの人生のマニュアルをバージョンアップさせることに繋がる。
Written by メタル(@Metal_mac)
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