これができていないと、他人とのコミュニケーションも上手く取れないんじゃないかって思います。
なぜなら、自分の状態が解らないから。
自分が何を欲していて、何が気持ちいいことなのか、何が嫌いなことなのか…
自分の感情とキチンと向き合って、普段から意識しているといろいろなことに気が付きます。
そうすることによって、他人の気持ちにも気が付く習慣ができるのです。
自分と繋がる
多くの人が、思考(いわゆる左脳)で考えています。
でもそれだけだと、なかなか自分の感情に気が付くことができません。
また、いろいろな感情が湧いてきても「こうするべき」とか「こうあるべき」などと自分の欲望や感情に気が付かない振りをしてしまう。
それが何時しか習慣になって、自分とのコミュニケーションが上手く取れなくなってしまいます。
つまり、自分と繋がっていない状態になってしまう。
それって、本当に自分を大切にしていると言えるでしょうか?
価値観の押しつけ
自分と繋がっていない状態って、自分も苦しいんです。
私の周りにも、そういう人が何人かいますが、とっても窮屈そうに生きてる。
一緒にいると、わたしまで息苦しくなります。
見ていて大変だな〜って思う。
だって、言動が、うつになっていた時の自分と同じなんです。
その時の私は、ひたすら他人に自分の価値観を押しつけていました。
つまり、他人の心(感情)を理解しようとしなかった。
休めないって思い込んでいませんか
仕事へ行かなきゃならない、学校へ行かなきゃならないと思っていませんか?
人間は、いつだって自分で自分の行動をコントロールできるんです。
本当にやりたいことなら、放っておいても自分の心が行動したくなると思うんですよね。
もしも、あなたが休みたいと感じたなら、躊躇なく休んでください。
休めないようなら、何かがあなたの心の中で起こっています。
私がうつを患う前は、休みたいと思っても休まず仕事へ行っていました。
それが当たり前だと思っていたし、世間ってそういうもんだと思っていました。
そうしてうつを発症。
布団から起き上がることができないようになって、初めて「今日は体調が悪いので休みます」と職場に電話。
その途端に、身体が動くようになったんです。
日本人って学生時代に「皆勤賞」なんてあって、「休む=悪いこと」という価値観ができあがっている人が多いんじゃないのかな?
自分とのコミュニケーションをしっかり取って、しっかりと休養を取ることも大切です。
もう一度、自分に問いただしてみてはいかがでしょう。
まとめ
今回は、休みの価値観を例にとってお話ししましたが、自分としっかりと繋がって、マインドフルネスな状態、つまり、自分をやる気に満ちた状態にしてあげてください。
生きるのに苦しくなったら、休む。
きわめてシンプル。
それは、怠けたいとか、自分を甘やかすのとは違って、自分を大切にするってことなのです。
自分を大切にできない人が、他人を大切にできるわけないんです。
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