究極の潜水訓練 50メートルエアーステーション

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海上保安庁の潜水士が行う訓練エアーステーションという訓練があります。

あなたの心に🔥を付ける心の整体師・勇気づけの専門家 ウミザル式自己肯定力育成コーチのメタルです。

どういう訓練かというと、スキューバダイビングに使う空気タンクを数メートル間隔でプールの底に数個置いて、空気タンクから空気タンクへと水中で渡り歩く(泳ぐ?)訓練。

当然、渡り歩く間は素潜り状態で空気は吸えません。

文字通り、空気の駅(ステーション)です。

潜水研修の内容や、訓練形態などはわたしの現役時代のものですから、現在と同じかどうかは定かではありません。

 

エアーステーション

スキューバダイビングをやったことがある人は解ると思うのですが、口で呼吸するだけでもストレスがかかります。

やったことない人は、鼻をつまんで数分間口だけで呼吸してください。

息苦しく感じると思います。

スキューバダイビングではこういう状態が数十分続くので、口呼吸だけでも息苦しくならないように練習しないと長時間水中で活動できません。

ただでさえ息苦しいのに、エアーステーションでは途中に呼吸停止(素潜り)を挟むので、もっとストレスがかかります。

ストレスがかかると、呼吸が浅く早くなる。

そうなると余計に息苦しくなる。

悪循環です。

そんな状態を切り抜けるには、苦しくても意識的に深くゆっくりとした呼吸をする必要があるんですよね。

レジャーダイビングでは危険なのでここまでやりませんが、海上保安庁の潜水士の場合どんな状況でも生きて帰ってくるために、こんな負荷を掛けた訓練をやります。

 

潜水研修でのエアーステーション

わたしが潜水士になるときも、映画海猿で紹介された潜水研修に行きました。


※余談ですが、この映画制作に当たっては、わたしと一緒に潜っていた仲間が付きっきりでサポートしたとか、一部映画だからやっている訓練(空気タンクを背負って階段上りとか)もありますが、プールでの訓練はそのままです。

わたしのときは、これを6〜7人のグループを組んで行いました。

7人だと、プールの底に6人が空気タンクのエアーを吸いながら数メートル間隔で円形に潜り、最後の1人が、水面から入って最初の人に空気タンクを貰います。

空気タンクを譲り渡した人間は、次の人のところへ行って空気タンクをもらう。

そんな風に、玉突き状態で順繰りに移動します。

最初に自分がいた位置に戻るまで訓練は続く。

当然、その間に水面に上がることは許されません。

常に1人が素潜り状態の水中椅子取りゲームのような訓練です。

 

▼プールでのエアーステーション参考図:画像はシルエット イラストの無料ダウンロードサイト「シルエットAC」さんから。

 

前述のとおり、自分で呼吸をコントロールしないと段々息苦しくなってきて、最後にはパニック状態になって水面に上がってしまいます。

潜水士の訓練って楽な訓練は1つもないのですが、その中でもトップクラスの厳しい訓練でした。

中には、素潜り状態の人間が来ると空気タンクを渡さずに持って逃げる奴もいて、時々喧嘩になったりします。(笑)

潜水訓練をやるときは、事故の無いように万全の監視態勢を引いてやっているので、よい子は真似しないように。

 

海で50メートルエアーステーション

潜水研修が終わると、潜水士を乗せた現場の巡視船(潜水指定船)に配属になります。

潜水指定船では、潜水訓練の日が月に3日〜4日予定されます。

他の業務で潰れることも多くて、実際はそんなにできないんですけどね。

潜水訓練は、ほとんど海で行います。

当時わたしが乗っていた潜水指定船は、長さが約60メートルの巡視船。

その日の訓練メニューの1つが50メートルのエアーステーションでした。

錨を落とした船の船首と船尾から錘(おもり)を海中に5メートルほど垂らして、その間に細いロープを張ります。

その錘にレギュレーターを付けた空気タンクを結びつけ、船尾のロープを伝って素潜りで空気タンクのエアーを吸い、その後、細いロープを伝って船首へ向かって海中を移動する。

 

▼海でのエアーステーション参考図:ダイバーと空気タンクの画像はシルエット イラストの無料ダウンロードサイト「シルエットAC」さんから。

 

 

ただでさえ、潜水用のフィンを付けていても50メートルの水平(横移動)素潜りって結構大変なのに、空気タンクのエアーでストレスがかかった状態からって…

訓練説明を聞いたとき、正直鬼や!って思いました。(笑)

でもやるしかない。

船首へ向かって伸びるロープを思いっきり引っ張って距離を縮め、ロープが戻る勢いで最初はびよ〜んっとダッシュしたのですが、その後がとてつもなく長い。

極力脚の筋肉を使わず(脚は筋肉量が多いため酸素消費量が多くなる)に、腕でロープを伝っていたのですが、水中視界が悪くて周囲の風景が全く見えず。

当然、目標とする船首の空気タンクも見えません。

漕いでも漕いでも進んでいる感じがしない。

そのうち、意識が朦朧(もうろう)としてきました。

この時自分でも意識が無くなっていく感覚があって「もうだめかも」って思ったのを覚えています。

ちょうどその時、薄らと空気タンクの陰が見えました!

やった!助かった!

水中視界が悪い時って、見えたときはもうすぐそばにあるんですよね。

無事に50メートルエアーステーションを終えた瞬間でした。

後にも先にも、この訓練はこれ1回だけだったと記憶しています。

鬼の潜水班長も、さすがにヤバいって思ったんでしょうね。(笑)

 

まとめ

コーチングを学んだ今思い返してみると、やはり大きな目標を達成しようとしたら、小さな目標を設定するのが大切だなって事に気がつきました。

この場合で言うと大きな目標が50メートルエアーステーションですね。

人間、目標が遠い彼方で目に見えないと、途中でやる気を失います。

わたしの場合は、本当に水中で気を失いかけましたけどね。(笑)

つまり、人は目標が近くにあると実感できれば頑張れる

大きな目標を達成しようとしたら、通過点にも小さな目標を立てておくと大きな目標へ向かって進み続けることができます。

コーチングでは、ベイビーステップとかスモールステップなどと呼ばれるもの。

すぐに大きな目標にたどり着けなくても、毎日小さな目標を立ててそれを続けて行く。

そうすると、いつの間にか大きな目標にたどり着きます。

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Written by ウミザル式自己肯定力育成コーチ メタル


 

 

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