【アドラー心理学】課題の分離は愛の証


アドラー心理学の中に課題の分離という理論・考え方があります。

ドラマでも「それは私の課題ではありません」などの台詞で耳にした方もいるんじゃないでしょうか。

一見、「なんだか冷たいんじゃない?」って思われることも多いんです。

とても誤解を招きやすい考え方なので、そう思われるのもごもっとも。

しかし、この考え方は「自分の人生を歩く」ためには不可欠な考え方だとわたしは思っています。

そして、課題の分離は、愛に溢れた人との接し方なのです。

 

課題の責任を負うのは誰か

課題の分離は、この責任の所在をハッキリさせることで関わり方を考えます。

例えば、子供が朝寝坊して、学校に遅れそうになったとします。

遅刻して責任を負うのはその子供です。

親の課題ではありません。

これが、課題の分離です。

「え?親は何にもしないの?」と思われるかもしれませんが、親の役目はその子が自分で遅刻しないように一緒に対策を考えてあげることです。

遅れそうになったからといって、車で送り届けることではありません。

なぜ、車で送り届ける親の親切心をアドラー心理学で否定するかというと、子供が自立できないからなんです。

 

自立を促す

子供は、学習します。

遅刻しそうになったら、親が送ってくれる」と。

そう、親に依存してしまうのです。

車で送らなくても、朝遅刻しない時間に起きられるように親が起こしてやる行為。

これも同様です。

子供は、「親が起こしてくれる」という学習をするので、自分で起きようとしません。

やがて、自分で起きられない子供に育つのです。

そして、親が起こさないと親を責めるようになりますどうして起こしてくれなかったのか!と。

では、どうしてたらいいのでしょうか?

子供に遅刻して貰いましょう

そうすれば、学習します「自分で起きないと先生に怒られるし、カッコ悪い」とね。

 

課題を乗り越える力

親にできるのは、子供を信じてあげることです。

この子は必ず、自分で課題を解決する力があることを。

そして、一緒になって子供に寄り添い、どうしたら遅刻をしない時間に自分で起きることができるか?を考えてあげる。

それが、アドラー心理学でいう横の関係で接するということなのです。

 

まとめ

子供はやがて、親の元を離れて巣立っていきます。

1人で社会へ飛び込んでいくのです。

自分で生き抜く力を付けてあげる。

安直に支援をするのではなく、そういう力を育んであげるのが、親の役目だと思うのですがいかがでしょうか?

今回は、親子関係を例に取りましたが、会社の先輩後輩・上司部下の関係でも同じこと。

若手を育成するのであれば、答えを教えるのではなく、答えを導く力を付けてあげるのが人材育成だと思います。

Written by メタル(@Metal_mac

 

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