【アドラー心理学】共同体感覚に観る人が幸福であるための3要素


人が幸福であるか否かの基準ってなんでしょう?

人がどんな時に自分が幸せだって感じることができるか。。。

アドラー心理学では、明確に定義づけています。

共同体感覚

アドラー心理学で、もっとも重要な考え方の1つが、この共同体感覚です。

人は様々な共同体の中で生活しています。

家族、町内会、学校、会社、もうちょっと大きくなると「市民」「県民」「国民」としての共同体もあるでしょう。

また、後述する趣味の集まりも共同体として考えられます。

その中で、人と人は上下の関係ではなく、大人も子供も、会社の上司も部下も、クラブの先輩も後輩も、親も子も、どちらが上でどちらが下という上下関係で考えてしまうと、お互いに幸せには成れないと定義づけています。

縦の関係ではなく、横の関係で繋がることが幸せを感じられる第一歩。

例えば、会社での人間関係と、同じ趣味を持った仲間との関係って、どちらが楽しいですか?

わたしは、サラリーマン時代の会社の人間関係はあまり好きではありませんでした。

何処へ行っても上下関係がつきまとうんですよね。

それに対して、Apple関係やブログを通じて知り合った仲間との交流は、メチャクチャ楽しいものでした。

これは、とりもなおさず、上下関係横の関係かという違いでしょう。

そんな共同体の中で、幸せを感じられる3つの要素を上げています。

 

自分が好きであること

自分を好きでいられないと幸福感を感じられないのは、理解していただけますよね?

自分が好きというより、どんな自分も嫌いではなく受け入れることができる。

自分の中で気に入らない部分もあるでしょうが、それを忌み嫌うのではなく受け入れる。

それも自分なんだと認める。

それが出来たとき、すーっと心が楽になります。

これを「自己承認」とか「自己受容」といいます。

この考え方が身につくと、他人によく見られたいという他人からの「承認欲求」が無くなっていきます。

 

仲間を無条件で信じられること

無条件というのが重要です。

同じ共同体にいる仲間を信じられないと、心穏やかではいられません。

仕事上の付き合いの多くは、この無条件という要素が抜けているために、いまいち幸福感が得られないのです。

条件付きで人を信じることは、英語でいう「Credit(クレジット)」であって「Trust(トラスト)」ではありません。

無条件で信頼することができる共同体の中にいるとき、幸福感を感じることが出来ます。

 

人の役に立っているとき

共同体の中で、自分が人の役に立っていると感じられる時に幸福を感じます。

先日、老人介護に携わっている方とお話ししたときに、お年寄りだからといってお嫁さんなどが「おばあちゃん、わたしがやるから座っていて」などと先回りしてやってしまうと、だんだんその方は「人の役に立っている」という貢献感がなくなってしまい、「自分は存在しなくていい人間だ」と思い始め、どんどんうつ状態になっていくそうです。

この他者貢献はとても強い欲求で、幼いお子さんにもあります。

お母さんの役に立ちたい」とお母さんのお手伝いをしたがります。

当然、小さいので上手に出来ずに失敗することも多いのですが、そんな時も「邪魔しないで」などと拒否せずに、少しでもできたら「ありがとう」と感謝してあげると「自分がここにいていい」という所属感を得ることができるでしょう。

会社での新人教育などにしても同じ事、失敗したことを咎(とが)められると、だんだんチャレンジしなくなり、チャレンジしないから成長できなくなります。

一緒にどうすれば成功できたか、上手くいったかを考えてあげると人は育っていきます。

人が成長するには時間がかかるモノ、教える側も若手には「失敗する権利」を与えてあげましょう。

失敗するのはチャレンジした証なのです。

 

まとめ

以前も記事にしたのですが「迷惑をかけるな」という教えが拡大解釈(一般化)されて、人に頼み事ができない方を見かけますが、お願いしないことは、他人の他者貢献の機会を奪っているのではないでしょうか?

よくあるのが、こんなことを相談したら迷惑じゃないか?という思い。

人に頼りにされて嫌がる人も珍しいんじゃないかって思うんですけどね。

日本人の「他人に迷惑をかけるな」という教えは、素晴らしいと思いますがあまり、それに囚われると自分で解決できないことを人にお願いできない、結果人に迷惑をかけることも多いんじゃないかという気がします。

インドでは、「貴方は人に迷惑をかけるんだから、人に迷惑をかけられても許してあげなさい」と教えるそうです。

日本でも「お互い様」という言葉があるように、お互いがお互いを助け合い許し合う世の中っていいと思いませんか?

アドラー心理学では、自己承認他者信頼他者貢献を幸福感を感じる3要素に上げていますが、さて貴方はどう思われますか?

Written by メタル(@Metal_mac

 

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